コンセント経由でハッキングもできちゃう?電源からインターネットに接続する技術に注目が集まる


携帯電話の普及で固定電話を置かない家庭が増えています。

実はうちも長いこと固定電話をおいていません。昔は050のIP電話を使っていた時期もありましたが、あれも安くて惰性で契約してただけで、結局の所携帯電話があれば事足りてしまいます。

インターネットもWiFiの普及で、そのうちマンションから電話線なんかもなくなってしまうかもしれませんね。

電源コードでインターネット

前に漫画で電源用のコンセントからインターネットに接続する、という話がでてきました。

あのときはそんなことが本当にできるんだろうかと思ってましたが、なんとこれがリアルに実用化される動きがあります。

電源コードでネット接続 パナソニックが数年内で家電に技術搭載へ – ライブドアニュース

もう工業用などでは使われている技術で、これから家庭用機器にどう応用していくか、という段階のようです。

これからは、冷蔵庫や電子レンジ、テレビなども当たり前のようにインターネットに繋がる時代となります。

電源はどうせつなぐわけですから、これだけでインターネットに繋がるのであればとても便利ですね。

コンセントからハッキングされる?

しかしそうなってくると、漫画のようにコンセント経由でハッキングを行うことが可能なのか、という懸念も出てきます。

以前書いたブログで、公共のUSBの充電ポートで充電するのは危険、という記事を書きました。

もしこの技術が標準されたら、コンセント経由で自宅のあらゆる機器がハッキングされるリスクもある、ということなのでしょうか。

ちなみに現実問題として、現在の技術でコンセント経由でハッキングされるリスクがあるかというと、それはありません。

電気用のケーブルには通信機能がないからです。同じ理由で、コンセントで普通にACアダプタ経由で充電してるスマホがコンセント経由でハッキングされる可能性もありません。ただまぁこれも今の所ということで、将来的にインターネットのインフラがどう整備されるかでも変わっていきそうですね。

現在は電話線と携帯電話の4G通信がメインですが、これからどんどん新しい通信技術が登場するでしょう。宇宙から電波を飛ばすようなものも含めて、新しい技術にも注目です。