9月とはいえ、まだまだ暑い日が続きますね。
10月になれば一気に涼しくなるのかなとは思いますが。
昔はこんなだったかなと思い返してみると、まぁなんだかんだで9月はまだまだ残暑でしたよね。
とはいえ、やはり年々地球温暖化は進んでいます。
その原因は二酸化炭素といった温室効果ガスにあり、工業化が進み人間の生活から排出されるガスが地球に大きな影響を与えている、という話はもう何十年も前から危惧されている話です。
セクシーに温暖化を解決したい
小泉環境大臣のセクシー発言が大きな話題になっています。大きく報道されていますが、まぁ個人的にはそんな大騒ぎするような発言だとは思っていなくて、たしかに環境問題はクールに、ハッピーに、そしてセクシーに解決できるのがベストです。
今は世界的にもレジ袋やストローなどプラスチックに関しても規制が強まっていますが、これも海洋問題もあれど、それらを燃やすことによる大気汚染も防ぐこともできます。
温室効果ガスについても、日本は京都議定書を始め、先進国の中では先頭を切ってやってきたイメージもあります。ただアメリカが温室効果ガス削減に消極的な姿勢をとっていること、そして日本国内でも一筋縄ではいきません。
その理由が原発です。
日本はエネルギー政策を原発に重点をおいて進めてきました。原発は温室効果ガスも少なく、大きなエネルギーを得られるということで、国土や資源の少ない日本にとっては頼らざるを得ないものでもありました。
原発事故をきっかけに、日本もいよいよ本格的に脱原発へと歩まなければなりません。しかし、まだ日本は自然エネルギーだけで国内の需要を賄うことはできず、火力発電に再び頼ることになります。国内世論は原発に頼らないで、火力発電をという声のほうが圧倒的です。
少なくとも、世界での温暖化対策の会議にとっては、日本は真逆の立場にいるわけです。世界においては、この日本の状況を各国に理解していただくしかないでしょう。そういった中で、環境大臣としてこういった国際会議でどのような立場を取るのか、難しいところにいるわけです。
リアルなところ、選択肢はあるのか
温室効果ガスが地球温暖化の理由になっている、という根本的な話を疑う声もあります。アメリカが抜けたのも、そういったところもあるでしょうね。
とはいいながらも、日本もじゃあそれに続きます、とは言えないわけです。
温室効果ガス削減のためには、どのような選択肢があるのでしょうか。
温室効果ガスが出る原因はいろいろあります。二酸化炭素なんて息していてもでるわけですしね。
ただやはりその割合の中で多くを占めるものは、電気です。
自然エネルギーに、という声も多いですが、実際問題そんな簡単なことではありません。
近年は太陽光発電を家庭でやる人も増えていますね。これは家庭で発電した電力を売ることができるようにルールが変わったので、副業として取り組む人も増えています。
空いた畑などを買い取って、そこにズラッとパネルを敷き詰めて、というのも最近多く見られます。
ですが、日本の1億人の暮らしを太陽光発電で賄うのには無理があります。その理由は、電力は貯めておけないという事情、日本国内に空いている土地が少ないこと、1年中晴れていて周りになにもない砂漠のような場所が日本にはないことなどなど…意外にも大自然にあふれる日本ではありますが、自然エネルギーに関しては今の技術だとあまり向いている国というわけでもないわけです。
今は世界的な動きを見ても、再び原発へシフトする可能性は低いでしょう。新たな技術革新が起きるまで火力発電所に頼るのか、どうするのか。
なにか具体的な提案が世界に向けてできればベストなのですが、温暖化対策については日本はやはり苦しい立場にあります。なにも言えないのが本音なのでしょうか。