正義マンとイートイン脱税、軽減税率は4割の人が理解していない事実


消費税増税から一週間がたちました。

みなさん、増税は実感できましたか?自分はこの一週間はほとんどお金を使うことはありませんでしたので、まだあまり実感はありません。

正義マンとイートイン脱税

増税後、話題になったのが、この正義マンとイートイン脱税です。

イートイン脱税というのは、コンビニなどのイートインスペースで食事をする場合はレストラン扱いになるため、消費税が10%となります。持ち帰れば8%になります。

イートインを利用する場合は消費税が高くなるため、持ち帰ると申告して8%の消費税を払い、それからこっそり?とイートインスペースで食事をするというのがイートイン脱税です。

正義マンというのは、そういったイートイン脱税をしている人を店員さんにチクる一般のお客さんのことをいいます。

このイートインについての問題は軽減税率の話が浮上したころより問題視されていまして、個人的にもどういった対策をするのかなぁと思っていましたが、なにも対策しないまま増税されたということです。

ところでこれ、脱税しているのはコンビニなのかお客さんなのか、どっちなんでしょう。

消費税を払うのはお客さんのようにみえて、それを国に納めるのはお店です。つまり、イートイン脱税をお客さんがしたら、その分はお店が払うのでしょうか?

それがそういうわけでもない解釈もあるようで、お店としてはルールに則ってお客さんから消費税を徴収したわけで、お客さんが勝手に店内のスペースで食べちゃっただけの話ですからね。

国税庁も制度上の問題はないとしていますし、イートイン脱税については暗黙の了解としているのでしょうか。

なんかこういうのって、モヤモヤしますよね。

軽減税率は理解されていない

先日の世論調査で、4割の人が軽減税率を理解していないと回答したという報道がありました。

みりんは10%でみりん風調味料が8%であったり、コンビニなどで買う新聞は10%で新聞の定期購読は8%など、正直なところあまりにも謎が多いのが軽減税率です。

生活を圧迫しないようによかれと思って軽減税率を導入したんでしょうけど、いろいろとモヤっとするところが多く残っています。

まぁスタートしてしまったので、またすぐにルールを変えるわけにもいきませんからね。