普通預金に入れるよりマシ?株主優待狙いで株を買う


今はLINEでも株が帰るなど、投資についてはかなりハードルが下がりました。スマホで簡単に、しかも少額で始められるというのがいいですね。

今は普通預金に置いておいてもほとんど利子はつきませんし、物価上昇率の具合によっては、普通預金に入れておくだけで実質マイナスなんてことも?

配当や株主優待

株の売買というと安いところで買って、上がったら売るという極めてシンプルなやり取りなんですが、株には配当という制度もあります。

配当というのは株主に対して会社が利益の一部を支払うものです。株を売らずとも、持っているだけでお金が増えていくということです。

また、それとは別に株主優待もあります。

一時期は株主優待がけっこう大きな話題になっていましたね。優待だけでどれだけ暮らせるかとか、そんな番組企画もありました。

基本的にはその会社のサービスに関する割引券とかが多いですが、食料品など現物で届くこともあります。

もしくはその企業がメインスポンサーをやっているサービスですかね。

有名なのはオリエンタルランドがディズニーランドのパスを配布しているやつですね。これを狙ってオリエンタルランドの株を持つ人もいるとか。

面白いのは、宝くじがもらえるとかそんなのもあるみたいです。それぞれの会社が、自分たちの株を買ってもらえるようにいろいろなアイデアを株主優待にしているわけです。

株主優待券は金券ショップにも並んでいますし、ちょっと覗いてみたら思わぬお買い得な優待券もあるかも?

ポイントでさらに活性化も

今はキャッシュレスサービスの普及で、各社ポイントサービスに力を入れています。

ある意味ポイントもまたお金のようなもの。企業としては株主を自分たちの経済圏に留めておきたいという気落ちもあります。

こういった株主優待を、自社ポイントでという動きもみられるようになっています。

NTTもdポイントの配布を始めるみたいですね。

現物支給や優待券は、例えば映画に興味がない人に映画の無料券が届いても、ホテルの宿泊券なども、どうしても使わない人にとっては魅力的な優待ではありません。

ポイントはユーザーが好きなように使えますし、企業側としても簡単に配布することができますし、意外とウィンウィンな株主優待かもしれませんね。人によっては配当でキャッシュをもらうよりもポイントをたくさんくれ、って人も多そうですね。