コロナも後押しし、今や空前絶後のインターネットショッピングブームとなっています。
ブームという言葉は正しくないかもしれません。
一過性ではなく、シフトしたと考えることもできるでしょう。
自分自身も、日用品から趣味のもの、仕事で使うものなど、多くの商品をインターネットで購入しています。
増える翌日配送
Yahooとヨドバシカメラが、商品の大半を翌日配送にするべく、サービスを強化するという報道がありました。
ヨドバシカメラが翌日配送サービスの強化へ 配送拠点を増設 – ライブドアニュース
ヤマトHDは配送業務の「勝ち組」ヤフーのEC全商品を全国で翌日配送へ…課題は配送体制の整備(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース
今やAmazonが圧倒的に強いインターネットショッピングですが、他社も力を入れています。
特にヨドバシカメラは近年ネットショッピングにかなり力をいれています。
独自で配送システムを構築し、都内だと何時頃に到着するかという連絡までくるくらいです。
全国規模で翌日配送を導入することで、今後も需要は増すであろうインターネットショッピングに、さらに注力する姿勢が伺えます。
課題は配送業務も、別メリットあり
ただし翌日配送をするというのは、それだけ配送業務が忙しくなるということでもあります。
人員や倉庫、システムの強化というのは必要ですが、すべての業種がそれに対応できるわけでもありません。
ヤマト運輸が強いですが、最近は日本郵便や佐川もこういったIT関連との連携を深めています。
中でも日本郵便と楽天の業務提携は衝撃的でしたが、こういった配送関係は今後もビジネス的には拡大することになるでしょう。
そして、翌日配送を徹底するということは、在庫を抱える量を減らすことができるということでもあります。
そうすれば倉庫に空きができますので、仕入れ、配送に関してはスピードを上げた方が、倉庫のロスも減るというメリットがあります。
大変なことではあるかと思いますが、理にはかなっているのかもしれません。
再配達などの課題も、できるだけ置き配や宅配ボックスなどでカバーしつつ、なにか工夫ができるとなおいいんですけどね。
今後どれだけIT化が進もうと、必ずなくならない業種の一つが配送業でもあります。
さらに便利な世の中になっていきそうですね。