テレビはおそらく殆どの家庭で導入されている冷蔵庫や洗濯機と並ぶ必要な家電となっています。
戦後、日本の歴史はテレビとともに歩んできました。
過去二回のインパクト
これまでテレビは二回、大きく変わったタイミングがあります。
1つ目はカラーテレビかなと思います。当時の皇太子さまのご成婚や東京オリンピックのタイミングなどに合わせて導入されたと言われていますね。
もう一つはやっぱり液晶化かなと思います。
もう今となっては、ブラウン管のテレビがどんなだったか、記憶がなくなりかけています。
自分の記憶だと、でかい、重い、そしてついていると数メートル先でもわかるような高周波がでている、という感じですね。
昔はパソコンもブラウン管のように大きな画面でした。今となっては懐かしいです。
次のインパクトは巻取り式?
その後もテレビは変化をし続け、地デジ対応となったり、ハイビジョン、4K、3Dなど多くの技術が投入されました。昔では考えられないような薄型テレビも登場し、昔ではとても高価で変えないような大型テレビが登場し、細かい変化はこれまでもたくさんあります。
ただ、おそらく白黒テレビからカラーテレビになる瞬間や、ブラウン管が大型で薄型の液晶テレビになるときほどの衝撃は、正直なところないようにも思えているのです。
自分自身もテレビはもっと大きくて薄いのに買い替えたいなという思いはありながらも、この10年間はテレビを買い替えていません。
ただ画面の技術がどんどん向上し、今はディスプレイを曲げる技術が登場し商品化されています。
折りたたみスマホであったり巻取り式がそれにあたるわけですが、テレビもついに巻取り式が登場しています。
これ知ってるやつだ。シャープがくるくる巻ける4Kテレビを開発
必要ないときはしまっておけるといったメリットはありますが、見たいときに一瞬でつけることができないといったデメリットもありそうです。
凡庸な考え方だと、使わないときはしまっておけるから部屋が広く感じるかなとか、それくらいしかでてきませんが…
これも動画を見る限り絶対にほしい、という感じはないんですが、折りたたみや巻取り式など、これまでなかった技術がなにか新しいライフスタイルを提案する可能性はあります。そういった意味で、この巻取りテレビを含め、今開発が進められているディスプレイの新技術は、テレビの第三のインパクトへつながる可能性もあるのかな、とちょっと期待もしているところです。