使わないけど…公衆電話はなぜ必要?公衆電話の謎機能とともに紹介


町中の公衆電話、あまり意識しなくなりましたね。

最後に公衆電話で電話をしたのはいつだろう。

もう長いこと公衆電話を使っていません。

いや、もしかしたら若い世代の方は公衆電話で電話をしたことないという人もいるかもしれませんね。

携帯電話の普及とともに使われなくなった公衆電話、しかしなくなることはありません。

公衆電話の必要性

公衆電話は、現在はピーク時の5分の1ほどといわれています。ポケベル時代はそれこそ人だかりができていることもあり、今では想像もつかない光景かもしれません。

今の子供たちは、公衆電話の使い方がわからないという人も多いそうです。もっとも、最近の電話は受話器という概念すらなくなりつつあるので、それも理解できますね。

公衆電話は設置するのに数十万円のお金がかかりますが、それを回収できるほどの利益が挙げられているかどうかは別の話です。

もう完全撤去してしまえば?と疑問を持つ方も多いでしょう。

そんな公衆電話ですが、なくならない理由があります。

というのも、そもそも公衆電話を一定区域にひとつ設置するようにと、総務省からお達しがでているわけです。具体的には市街地では500m四方に一つ、郊外では1km四方に一つを設置しなければなりません。

その理由は災害時のインフラのためです。災害時は携帯電話などの電波はつながりにくくなることもありますが、公衆電話は優先的につながるようになっています。

完全に停電しても使えるというのも、公衆電話(家の電話もそうなんだけど)の強みですね。

公衆電話でメールが送れる

そんな公衆電話ですが、メールを送ることができるという裏機能が、けっこう前ではありますが話題になっていました。

公衆電話からスマホにメールが送れる!? ドコモの担当者「利用者はゼロではありません」 – FNN.jpプライムオンライン

メールアドレスに送るメールではなく、SMSのほうのメールです。

記事を読むとなかなか面白くて、NTTの方もなぜこの機能があるのかわからないとのこと。そして一切プロモーションすらしてないということで、謎機能です。

公衆電話でのポケベル打ちを試してみたい人がいたら、やってみてもいいかもしれません。