QUESTIONより:彩雨さんは見てしまったが…野次馬が撮影した事件事故の画像はSNSに載せていいのか!


QUESTIONより

大阪の女性が飛び降りた動画や 新宿でホストを刺した女性の画像、 名古屋の殺人事件の動画などが Twitterで出回ってますが そういう所に出くわして 撮ってSNSにあげる行為について お願いします


たしかにネットでけっこう出回りましたね。その名古屋の件は見てないですが、新宿の事件は血まみれの画像を見てしまいました。

普通に流れているだけに、うっかり見てしまった人も多いかもしれませんね。

情報統制は難しい

昔と違って今は全員が報道カメラマンみたいなものなので、情報統制をするのは難しいことです。

大きな事件や事故、災害などのときは、昔と違って今は一般人が撮影した写真や映像も多くテレビなどでも放映される世の中になりました。

隠し撮りであったりと、モラルという意味では問題もあります。

その一方で、こういったことをすべてマナー違反と片付けるわけにもいきません。

報道陣が駆けつける前になにがあったのかを記録し、それを拡散させることもまた、ある種の報道のような役割を担っています。

そういった意味でも、いわゆる野次馬をすべて悪と決めつけたくはないなというのが自分の考えですね。

もっとも、何か事故などがあったときに周りの人はただひたすらにスマホを向けるというのは異様な光景でもあり、多くの作品などでも揶揄されるポイントではあります。

昔では考えられないような光景ですね。

ネット上の画像には注意

とはいえ、SNSを通じてこういった画像が出回ってしまうのもまた問題です。

先日の血まみれの画像とかは、誰もが見たいと思うものではありません。

こういったところはマナーとモラルが必要ですが、そういったことだけでどこまで防げる問題なのかわかりません。

そうなると、次はネット上でAIがどう判別しその拡散を防ぐことができるかというのがテーマになります。

センシティブな内容を含んだツイートをオフにするなど、Twitterも多くの対策をしています。

いわゆるグロ画像と呼ばれるものの拡散をAIが止めることができるか、というのも大きなテーマになります。

例えば、ゴキブリの写真はグロ画像なのか、という何とも言えないテーマの話があります。

これについては以前ブログで書いたことがあるので、興味のある人はぜひどうぞ。

Gの画像はグロ画像だ!G愛好家の方、ごめんなさい

AIがこういった人間がなにをもって不快と感じるのかどうか、をどれだけ判別できるのか、難しいテーマでしょうが、こういった技術にも期待をしたいところです。