今年の漢字が発表されました。
今年は「令」です。
なるほど、今年は何だろうなといろいろ考えてはいましたが、けっこうまんまでしたね。
二つある令の意味
元号が令和に決まったとき、BBCは「Order and Harmony」として報道しました。これに対して日本政府は外国政府に説明するときに 「Beautiful Harmony=美しい調和」 という意味だと伝えるよう、 在外公館に指示したといわれています。
令というと、たしかに命令といったニュアンスを多く含む言葉です。これは新元号が発表された時も、少し話題になりましたね。
たしかにそういう意味もあるのですが、実は令にはもう一つ大事な意味があります。それが「よい」という意味です。
例えば令嬢という言葉は今でも残っていますが、これも命令という意味よりも、いいところのお嬢さん、というニュアンスですよね。
他にも令月という言葉もあります。これは素晴らしい月、めでたい月、というような意味です。実は如月というと二月のことを指す言葉ですが、令月も二月をさす言葉です。暦の上では春だからですね。
今年の漢字
今年の漢字はこれで25回目だそうです。
元号が変わったタイミングでは初めてということで、今後も元号が変わるタイミングでは新元号から取るような形になるのでしょうか。
昨年は災でしたが、けっこうネガティブな感じが選ばれることも多いのが特徴です。オリンピックシーズンは金になることが多く、来年は金かもしれませんね。
おととしの北とかちょっとこじつけが過ぎるような気もしていたんですけど、今年は文句なしで「令」でしょうね。
流行語の発表も終わり、今年の漢字の発表も終わり、いよいよ年末だなという感じです。
インフルエンザも流行ってきましたので、みなさん体調には気を付けてお過ごしください。