任天堂がコロプラを提訴!という話が一番最初に起きたのはいつくらいだったかなぁ。
と思いアヤノ.メ検索してみたら、でてきました。
2018年の1月に記事を書いていました。
任天堂がコロプラを提訴
任天堂もコロプラも、どちらもゲーム会社です。
コロプラの有名ゲームに白猫プロジェクトというものがありますが、その中に特許侵害があったということで、任天堂がコロプラを提訴した形になります。
その金額は、なんと44億円です。すさまじい金額ですね!
その後大きな進展はないまま時間が経過していきましたが、なんとここにきて大きな動きがありました。
実はいつだったか、ちょっとだけこの賠償金の金額を上げるという報道が以前ありました。
その理由は遅延による損害です。
そしたらここにきて、さらに大きな増額がありました。
任天堂 コロプラに対する損害賠償請求額を96億円超に増額 – ライブドアニュース
なんと、トータルで96億円です!そこまで上げるのか!!
こういうのはだいたいうまい落とし所を探す作業に入るのですが、この3年間で特に変化はなかったように思えます。
ゲーム業界の仁義
ゲーム業界には仁義があります。
お互いの特許に対する考え方ですが、こちらのやり取りがとてもわかりやすいです。
ゲームの特許は「仁義」によって守られていた?【オールゲームニッポン】 | インサイド
どうしたってどこかパクリあいのような形になりますから、お互いによろしくやるいましょう、ということです。
任天堂自体もこれまで多くの特許侵害は他でもあるでしょうが、ゲーム業界発展のためにそこは大目に見ていたこともあるでしょう。
ものすごく厳密に言えば、コロプラ以外にも特許侵害をしているゲーム会社もあるかもしれません。
しかしなぜ任天堂はここまでコロプラに執着するのか。
任天堂とコロプラは提訴する前から何度も話し合いをしていたそうですが、一説によればコロプラはこの仁義を破る行為をしてしまい、任天堂の逆鱗に触れたとのこと。
ネット上では、コロプラが任天堂の技術を自分のものとして特許を申請し他社相手にお金を儲けている、という話もあります。
真偽は定かではありません。
ただ一つ言えるのは、任天堂の法務部はものすごく強いということです。あのマリカー裁判は記憶に新しいですが、古くからドンキーコング裁判やポケモン裁判など、海外相手でも負けていません。
この大幅増額も、コロプラをただただ追い詰めているように感じます。
今回は国内同士での戦いということで、今後の動向が気になるところですね。