先日、サムスンが新しいChromebookを発表しました。
これがなかなかハイエンドで、いい感じ。
Chromebookというのは、Chrome OSというWindowsでもMacでもない第三勢力になろうとしている新しいOSです。
個人的にもけっこう注目していているものの、まだ手を出していないところです。
Androidアプリが動くなんて話もありますし、近年はWEBアプリだけでも必要最低限のことはできちゃいますので、通常使いならこれで問題なさそう。ただ、たまにスタジオで歌撮ったりとかする可能性を加味してしまうと、手を出しにくい領域ではあるんですけどね。
こちらのサムスンのChromebookはcore i5を搭載ということで、インテル製のチップを使っています。個人的に注目しているポイントは、ここでした。
脱インテルは進むのか
近年言われていることは、脱インテルが進む可能性です。
インテルは長いことCPU業界をリードする存在でしたが、近年は必ずしもそう言い切れなくなってきています。その背景にはスマホに搭載されているCPUがかなり高性能になったこともあります。
昨年はスマホに搭載されているCPUであるSnapdragonを使ったWindowsのノートPCが発表され、間もなく登場します。
パソコンにはパソコンの、スマホにはスマホのいいところがあり、CPUとしての基本的なところは同じでも、それぞれ得意分野があります。スマホ用のCPUを搭載することで、省電力と、常時LTE接続させることへの負荷が減ると期待されており、これからのモバイル用ノートPCでは主流になっていくかもしれません。
Macも脱インテルか
昨年あたりから、2020年のMacbookはIntel製のCPUが使われなくなる可能性についての噂がでています。WindowsもMicrosoftが今回率先して脱インテルをしてきたので、この流れはMacにも流れていくかもしれませんね。
Macの場合はSnapdragonをベースにしたものではなく、iPhoneにも使われているAシリーズのチップを元にMac OSに対応させていく流れになるでしょう。
5G対応Macbookなど作ろうものなら、この方が都合がいいこともあるかもしれないですが、一番のメリットはインテルのペースに合わせて新しいMacbookを発表しなくていいということが挙げられます。
ただ、もし本当にこれをやってしまったら、最初のうちは動くソフト、動かないソフトの問題がかなりでてきそうですね。DTM周りなんかは、けっこう動かないものもあるかもしれません。昔だったらけっこうこういうの問題になりましたけど、最新技術でうまくいくのかいかないのか、こういったところも焦点になっていくでしょう。