IT関連で今年一番の話題は、日本で5G通信がスタートすることでしょう。春には各社スタートさせるということで、値段、エリア、新サービスなど、多くのことが話題になるでしょう。
めったにない大きなタイミングですので、昨年に引き続き5G関連のニュースは積極的に追っていきたいなと思っています。
値段はそれほど高くなく、使い放題の可能性
このブログでも以前書いたことがありますが、自分の予想としては値段はびっくりするほど高くなく、またギガ死という言葉も過去のものとなるのではないかと思っています。
金額については10年前ならいざ知らず、携帯電話の料金が高い高いと騒がれている中、ガツンと高額で5Gをスタートさせにくい風潮があります。大手三社が先に5Gをスタートさせたあとに楽天モバイルが5G参入を控えているため、あまりにも高い料金を最初に出してしまうと不利になります。
ギガ死については、現在は月に数GB~数十GBほどの使い放題のプランが主流です。
しかし5Gの通信スピードをフルで活用してしまうと、数GBなどすぐになくなってしまうわけです。
今ここで5Gを進めていかないといけないタイミングで、大容量で高速通信がウリなわけですが、それがすぐになくなってしまうというのはいい印象がありません。
格安スマホは状況次第
今は格安スマホはかなりいいです。自分もこの数年間、かなりのお金を浮かすことができています。
これが2020年代も続くかというと、状況次第ですね。正確には5Gを使ったサービスがどのようなものが登場するか次第です。
現在の使い方ですと、正直なところ4Gでも5Gでも動画はスムーズに見ることができますし、そんな写真や動画程度のアップロードで不便も感じません。実は4Gのままで十分なのです。
ですが、これから登場する新しいサービスや技術で5Gが必須となり、そこで初めて5Gの需要が生まれます。3Gから4Gのときもそうでした。
格安スマホにとっては、大手三社から通信をレンタルして運用しているような形ですので、5Gについては出遅れるのはほぼ確実でしょう。これは致し方のないことです。
最初はまだ格安スマホにアドバンテージがあるでしょうが、5Gでのサービスが普及したら4G主流の格安スマホに不便さを感じてしまうかもしれません。そのタイミングは、2022年くらいから始まるかなと思っています。
格安スマホ各社も、これまでのやり方通りですと数年後は厳しくなるかもしれません。ここからは5Gでどれだけ新しいサービスが生まれるか、MVNOについての総務省の対応、大手三社の料金などの打ち出し方次第で変わってくるでしょう。
春にすべて決まる
5Gの料金体系が発表されるのは春です。大手三社、再びこれまで通りすり合わせてくるのか、注目が集まります。同時期に楽天モバイルも参入することで、そちらも価格に注目です。
楽天モバイルについては5G参入は後出しになるので、様子を見てから金額など決められるので、その点は有利でしょうね。
こういった金額など詳細については、けっこうギリギリに発表されると予想しています。ただ、日本は現在5G対応スマホがないので、その発表のことも考えるとどうでしょうね。先に端末だけ出して通信料金がでないというのも微妙ですね。どういう動きになるのか、注目していきたいと思います。