日本でもようやくキャッシュレス社会へ向かい重い腰を上げた昨今ではありますが、お隣の韓国や中国は日本よりもかなり高い水準でキャッシュレス文化が進んでいると言われています。
そんな韓国についてのキャッシュレスの次の段階、コインレスについての記事がありました。
なるほど、なかなか面白いですね。
キャッシュレスの次
キャッシュレスの次というと現金がまるまる流通しなくなるような社会をイメージする方も多いでしょうが、段階としてコインレスが進むと言われています。
自分の感覚だとコインは残り高額紙幣が消えるのかな、とも思っていましたが、コインレス社会とはどんなものでしょうか。
記事に韓国の例がありましたが、韓国では日本で言うところの100円単位の金額から紙幣が存在していることから、重くてかさばるコインを持ち歩きたくないという心理があるそうです。また政府としてもコイン製造にコストがかかることから、なんと2020年までにコインレス社会を実現するという目標を掲げていました。
おつりはどうなるのか
とはいえ、普通に考えると少額貨幣がなくなるということは、おつりはどうなるのか、という問題があります。
実際のところ、キャッシュレスの台頭でと消費税10%というところから、日本でも1円玉の流通量は減るであろうと言われています。ですが、なくなるというのは想像しにくいです。その理由はやはり同様におつりの問題です。
記事によると、韓国の場合はおつりはすべて店舗のポイントサービスとして使えるようになる、とあります。なるほど、つまり例えばヨドバシカメラで800円の買い物をするとして、1000円で買うとお釣りはポイントカードに200ポイント貯まるという仕組みなわけですね。
ただこれだとお店のポイントカードをたくさん作らなければなりません。それはそれで煩雑ですね。PayPayとかに入れてくれればまだいいのかもですけど。
また、韓国ではお釣り分をユーザーの預金口座へ振り込むようなシステムも目指していたそうですが、実現されなかったようです。
とはいえ日本でもしコインレスを実現するのであれば、やはり同様の方法を取る形になるかもしれません。そういった意味で、韓国がこれからどのようにコインレス社会を実現できるかは、多くの国がモデルケースとして参考にする側面もあるでしょうね。
小銭はたしかに重い
自分自身、今年は財布を変えてあまり小銭が入らないものに変えました。これまで使っている長財布も残してあって、こちらにもお金やカードを入れていて、うまく都度都度で入れ替えるような仕組みにしています。
なので、どうしても小銭が溜まってしまいます。先日ラーメンを食べたときに、大量の小銭を使って食券を買いましたが、こういう使い方をするか、もしくは銀行ATMにまとめて小銭を預金してしまうかという感じになりそうです。
まぁいつもいくラーメン屋でPayPayなどが使えれば最高ではあるのですが。