ミュージシャンの救世主?680億曲を作った人の話


一生のうちに作曲する曲数ってどれくらいなんでしょうね。まぁ人にもよるとは思いますけど。

昔は作った曲をリストアップ化してたこともあったんですが、ここ数年はやんなくなっちゃいました。

曲が似る可能性

音楽というのは無限の選択肢があるように思えますが、なんだかんだで曲として成り立つ選択肢が無限にあるのかというとそれも難しいところで、どうしても似通ってしまうところがあります。

意図せずとも組み合わせの問題で、偶然同じようなものができてしまうことだってあるでしょう。そういった意味では、これまで作られた曲だけではなく、これから作られる曲だって似てしまう可能性もあるわけです。

680億曲をパブリックに

海外で面白い試みがありました。

1オクターブ内で形成されるメロディをプログラミングで大量に作り出し、それをパブリックに登録する、という話です。

金儲けをしようと思えばそれを自身の曲として登録して、これから生まれる曲を著作権違反で訴えることもできたでしょう。でもそこをあえてパブリックに登録することで、これから先にメロディをパクったパクってないで不毛な裁判が起きることを牽制した形です。

なかなか面白いことですが、逆にこれから自分が作った曲がそのパブリックに含まれた場合、他の人もそれを使えちゃうのかな?とも思いましたが、どうなんでしょうね。

そもそもこれがあるから不毛な訴訟は起きない、と言い切れるわけでもないようです。まぁ訴訟文化を音楽の世界に持ち込むな、という一石を投じたわけですね。