先日はフリーランス4100円というパワーワードが大きな話題になりました。
これは学校が休校になったことによる親に対しての政府の補償金額ですが、通常はこういった補償のないフリーランスにも補償を出すという方針になったわけです。しかしその金額がフリーランスは4100円ということで、それが東京都の最低賃金4時間分ということで、フリーランスなめるなよ、ということで話題になっているわけです。
フリーランス業に対する自分の考えはここでは書きませんが、ぜひいつぞやのボイスアヤノ.メをお聞きください。
減税してもいいと思う
日々刻々と変わるコロナ騒動と世界の情勢ですが、各国はそれぞれ経済対策へ積極的に乗り出しています。
アメリカはいち早く減税を発表しましたが、これについてまだ詳細は明らかになっていません。明らかになっていないというか、まだ決められないというのが本音でしょうね。とはいえ、ズバッと減税すると言える政治力はたいしたものです。
この減税ですが、日本でもやっていいと思います。4100円も大事ですが、今ここで消費税を8%に戻してもいいんじゃないかと思います。消費税10%というのも、震災級、リーマン級の出来事がなければという話でした。たしかにそういった出来事はなく消費税は10%となりましたが、その数カ月後に今回のコロナショックはついてないですね。
自分は消費税増税は賛成派ではありますが、ここはリーマン級の出来事が起きたということで、消費税をぜひ8%に戻してほしいと思っています。
所得税を、という手もありますが、やっぱり消費税が一番わかりやすい税金なので、消費税のほうがいいでしょう。
ベーシックインカムをここで試すのもあり?
国民民主党は経済対策として国民一人に10万円給付という案を打ち出しています。
これはいわゆるバラマキではありますが、昨今話題にのぼるベーシックインカムをに通ずる考え方です。
超お金持ちにとっては10万円なんて増えたのかどうなのかもわからないレベルです。そんな人に10万円をあげる必要ってあるの?という議論もおきそう。
でもそこまで裕福じゃない人にとってはとてもありがたいことです。また、子供が多い家庭ほどたくさんお金をもらえることになるわけで、これはこれでよさそう。
ベーシックインカムについては多くの議論はあるでしょうし、これからゆっくりと検証していくのがいいかなと思います。
今回のコロナの経済対策として、こういった給付金制度を実施するのももしかしたら面白いかもしれません。一度にどかんではなく、長期化をにらんでわずかな金額ですがベーシックインカムのように小分けにするのもいいかも。
こういうところで今年の秋から始まるマイナポイントとかが役立ちそうなところで、このコロナショックがあと数年遅ければという感じです。消費は落ち込むでしょうし、ポイントなら現金と違って使ってもいいか、という心理も働きやすいかなとも。
日本の経済対策は?
今の段階で検討されている経済対策は、ETFの強化です。
日本の経済は日銀がたくさんの株を買ってくれていることで保たれています。それを強化するということです。さらなる金融緩和ということですね。
でも日銀が買いまくって株価下落を食い止めたとしても、それって見せかけじゃないの?という話ですが、たしかにそれは見せかけではありますね。
まぁ言ってしまえばアベノミクス自体がこういったやり方ではありましたが、今のこのご時世だからこそ、そのやり方を否定的に見る人も多いでしょう。しかし、実態は後からついてくることに期待しての景気対策でした。実態がなかなかついてこないけど、大丈夫かな、と思った矢先でのコロナショック。
ついてないですね!
しかしこの状態でまだ株を買い支える余力はあるのか、ちょっと心配になってしまいますが。このあたりは今度調べてみようと思います。
減税か、給付金か、金融緩和か、具体的に動くのは今ではなく東京オリンピックについて決まった後かなとは思いますけど、なんらかのアクションはあると期待したいところです。