相場も戦争状態?有事のドル買いが起きるかもしれない【アヤノ.メα】


アヤノ.メα

今日の関連動画です。

フランスのマクロン大統領は、ウイルスとの戦争状態にある、という厳しい言明をし、外出禁止を決めました。

15日にも及ぶ外出禁止ということで、フランス国民の生活には多くの影響があります。ナチスの支配下にあった時代も二度に渡る世界大戦でも閉店しなかったカフェが店を閉めざるを得ない状態で、今がいかに特殊なときか思い知らされます。

日本でもイベント自粛などはあれど、市中が戦争状態ってわけじゃないですからね。

相場も戦争状態

ダウがまさかの3000ドル近く下落という、非常事態になっています。ここのところの乱高下は歴史的で、それだけでもかなり異様なことだと見て取れます。

日本の株価についてもアメリカの影響をダイレクトに受けるので、今日は大荒れの様子…と思いきや、けっこう踏みとどまってる印象もあります。むしろ上がってますね。(17日午前現在)

日銀もいろいろ対策を打ったタイミングですので、これでどかんと落ちたら悲しい話ではありますが。

そんな中、とても珍しい現象が起きつつあります。

有事のドル買いが起きている?

基本的に、大変なことが起きれば安全資産と言われる円やスイスフランを買われる傾向にあります。

資産というのはなにかに移さなければ残しておけないので、それが外国の通貨だったり、仮想通貨でも不動産でも車でも宝石でも、なにかの形に変えなければならないという特徴があります。

そうなったとき、世の中がピンチなときは円やスイスフランにお金を移すというのが定石で、それだけ安心感がある通貨というわけです。

これまでもリーマン・ショックや、最近でもイスラム国のテロなど、世界で大きな動きがあったときは日本円が買われ、円高になります。

しかし、現在はどうでしょう。ダウが歴史的な暴落をしたのにも関わらず、ドル円については106円台後半(17日午前中)をキープしています。先週はそれなりのジェットコースターでしたが、ドル円の動きがアメリカ株式相場と連動しなくなっています。

見方としては3種類あります。日本円への安心感がなくなっているという証拠であるという見方。もう一つは、日本の経済対策が功を奏したのか、日本の株が思ったほど落ちない→世界の株も落ちない→円安の期待感という見方。(もっとも、円安のおかげで日本の株が落ちないと見るほうが普通かもですけど)

もう一つは有事のドル買いです。

これは1990年の湾岸戦争などで見られた現象ですが、近年はあまり見られない動きでした。今日1日の動きでは判断できませんが、これから先ぐんぐん円安(相対的なドル高)になっていくとすれば、まさに有事のドル買いとなるわけです。

それだけ今のアメリカの経済力が強いということの裏返しでもあります。

もっとも今がどうなるかわからない状態なだけで、明日から通常運転で円高になるかもしれないですしね。

有事は金(GOLD)を買う

前にも紹介したことありますが、こういった有事でもう一つ人気なのが、金です。

カネではなく、キンのほうです。GOLDです。

金は古代より貴重な物質として扱われていますが、その価値は今でも変わることはありません。

そのため、安全資産の一つとして人気になっています。

そもそも金相場はここ数年はありえないくらいの高騰っぷりで、コロナ騒動があっても好調です。ここ数日は経済自体の乱高下でさすがにちょっと乱れているようですが。

もしお金が有り余っているかたがいらしたら、金の延べ棒でも買ってみるといいかもしれません。