今朝飛び込んできた志村けんさんの訃報、とても悲しいことです。
イタリアでは多くの死者を出すも、真偽はわかりませんが若者層の死者はゼロという情報もあります。世界的に高齢者層を中心に多くの人がなくなっている状況を見ますと、たとえ無症状でも高齢者には今は会うべきではないというわけではありますが、その家族、その家族と辿っていくことでこういうのは広がってしまいますので、できるだけだれにも会わないというのが正解なのかもしれません。
今回もブログというより、雑感です。
藤浪選手の例
阪神の藤浪選手はコロナ陽性と出てしまいましたが、嗅覚異常からよくもそこまで無症状ながら検査までいけたと感心します。もっとも検査についても一般人ではないからできたかもしれませんが、実際にこれがきっかけで他にも嗅覚異常によりコロナと分かった例もあるようで、その功績は大きいです。
今は花粉症のシーズンだけにコロナじゃなくとも嗅覚異常の人は多いかもしれませんが、この見極めが難しいですね。みんなが病院に行かれても困ってしまいますしね。
正直なところの話ですが、感染して怖いのはその病気だけではなく、だれと会っていたとかどこで感染したとかがすべて報道されてしまうことです。もちろんそれは必要なことなのかもしれませんが、やり玉に挙がった方は大変です。
藤浪選手の件についてもいろいろなことが明らかにつれてバッシングもちらほら見かけるようになりましたが、この様子を見てしまうと、コロナであることを明かしたくないと感じる著名人も増えるかもしれません。明かしたくなくてもバレるわけですけども。
もっとも自分自身もすでに無症状のコロナウイルス陽性かもしれませんが、もしそうと発覚したらそれはもう世間から大バッシングの嵐でしょうね。
陽性は魔女なのか
今はどこどこでクラスターが発生し、という報道が多くみられます。著名人でなければ誰とは報道されませんが、それでも飲食店で感染し、とか、海外旅行で~とか、なんらかの感染ルートも報道されます。
そうなるとこんな時期にそういうところに行くやつが悪い、みたいな流れにそのあとすぐになるわけですが、この空気感はよくない流れですね。もちろん注意深く生活することは大事ですが、電車であったりちょっとした会話でも感染してしまう現状を踏まえると、どんな人でも感染するリスクはあります。
1月、2月ごろは感染者も少なく、どちらかというと不運だったね、という空気感でした。3月後半あたりからかかったお前が悪いんだ、という空気感に変わり始めています。
もう2週間くらいたつと、みなさん、もしくはみなさんのお知り合いの中からも感染者が現れ始めるかもしれません。この空気感、今のうちから気を付けていかないと、ギスギスした最悪な社会へ突入しそうです。これはつまり、昔でいうところの魔女狩りのような空気感にも近いと思われます。恐ろしい話です。
特に、自分が感染し、その結果だれが感染したのかも辿れてしまうわけなので、それで人が死んでしまうと、間接的にだれが殺した、だれに殺された、という話にもなりかねません。逆に、自分がだれを殺した、にもなるかもしれません。
病気も怖いですが、人はこの世で最も恐ろしい生き物です。みなさんも、体だけではなく心のケアも怠らないように過ごしてください。