見えてきたテレワークの問題点。置き換えるのではなく、新しい働き方という提案。


緊急事態宣言がでてもうすぐ2週間というところでしょうか、そろそろ聞こえてきたのが、コロナ疲れならぬ、テレワーク疲れです。

子連れには厳しいテレワーク

保育園も休みで、仕事もテレワーク。お子さんにとってはお父さんやお母さんが家にいるということで楽しい1日を送りたいはずではありますが、ご両親はあくまでテレワークということで、WEB会議もあれば、電話もあれば、仕事もあればということで、必ずしも子供にかまってあげられる時間ばかりではありません。

なんでもかんでもテレワークとならない理由はこういったところにもあるのかなと思います。

そうなると、子供を連れて公園に行ったり、散歩したり、それこそ買い物に行ったりというのも、ある程度は許容させてあげないと、親ももたないということです。

この週末で子連れで出歩くことに対して多くの意見もありましたが、このあたりが最初に見え隠れする新たな歪みとなっています。

テレワークのマナー

また、テレワークという慣れないやり取りをするなか、そのマナーについても多くの意見があります。

仕事ですのでどうしてもマナーが付きまとうわけですが、テレビ会議など先にどちらからオフラインにするかとか、服装はどうだとか、カメラ目線はどうとか、そういったところも問題になります。

「テレワークの新しいマナー」なんていらない

興味深い記事がありましたが、このテレワークのマナーというのもまた、新たな歪みだろうなと思います。

また、大勢でのテレビ会議なのに、なにも発言しない人が多い、という記事も先日読みました。まぁ自分自身が会社勤めをしていないのでいまいちイメージがわきませんが、その論調としては、何も発言しない人が多いならば、みんな集まって会議をする意味はあるのか、という話のようでした。

まぁ意味はないとは言えないとは思いますけど、いわゆる会議という概念についても、テレワークにおいては少し変わる部分があるのかなと思います。

新しい働き方

多くのことをネットを介して仕事をするわけですが、それは既存の仕事をネットに置き換えるのではなく、働き方として全く別のものであり、新しいものであるという認識のもとスタートするのがいいのかもしれません。

置き換えと考えると、やはりどうしてもどこかで無理が出てくるように感じます。

これは音楽活動でもそうで、多くのミュージシャンが自粛期間の中、ネットを介してどう音楽活動をするかを模索しています。これも音源やライブをネットの世界で置き換えるのではなく、今までなかったようなビジネスモデルと音楽の楽しみ方を新たに模索する方向へ動くところに、今後へのヒントがあるのかもしれません。