コロナ騒動の序盤ではクルーズ船での感染が多きなニュースになりました。
そのこともあって、クルーズ船という言葉にややネガティブなイメージがついてしまったかもしれませんね。
感染症と海や宇宙への進出
海洋都市、海中都市というように、いろいろな形があれど、やはり人類が新たな活動の場を求めて陸地以外の場所へ進む可能性というのは以前より定期的に議題にあがります。
そうなってくると、可能性があるのはやはり海か宇宙かというところですね。
今回のコロナのことで海でも宇宙でも閉鎖された空間で暮らすことによって集団感染が広がってしまう恐れがあることもよくわかりました。今後の計画にも、こういった感染症対策についてもしっかり盛り込まれることになるでしょう。
海で暮らす
前にも何度か海で暮らすということについて記事を書きました。
これまでは海中に住むという話をしましたが、必ずしも海中でなくとも構いません。
現在は水上都市といって、人工島を作りそこで暮らすというアイデアも検討されています。
都市部はどうしても人口が増えてしまうため、安全面、健康面などクリアできるのであれば、こうした埋め立て地とは違う人工島に浮かぶ都市というのも、近未来の一つの形かもしれません。
それでもクルーズ船型の移動都市計画が面白い
大型クルーズ船というのは、中はもう街のようなものです。
それならばいっそ、超大型クルーズ船の中で街を作り、1万人くらいの人口でその中で雇用や政治も行い、一つのコロニーとして世界をさまようという、これもSFのような話ですが、そんなのもまた夢ではありません。
年間を通して気候のいい場所へ移動できますし、大型サイクロンなど避けることもできますし、アイデアとしては面白いですよね。スペースコロニーなんて、結局はそういうことですしね。
今はネットがあれば仕事ができるという人も多いですし、リモートワークを駆使して、世界のどこででも仕事ができる人もいます。完全なサイバー都市を地上ではなく船という形でつくる、なんて試みをどこかの大企業がやっても面白そう。
まぁデメリットとしては感染症対策と、資源がないということですかね。野菜は船の中で多少の自給自足し、動物性たんぱく質は魚を釣るとか?それでも安定した水の供給は難しそうですね。発電は太陽光でどこまでいけるかというところでしょうか。
まぁ夢物語ではありますけど、月や火星で生活するよりかはハードルは低そう。そのうちこんな計画が持ち上がるかもしれませんね。