来月には東京都知事選があります。
すでに何名か立候補を表明されている方もいまして、これからそういったニュースも増えてくることになるでしょう。
N国の動きが気になる
昨年の参議院選挙では大きな話題となった「N国」ですが、ホリエモン新党を設立し、立花氏が自ら立候補する可能性があります。しかし、立候補をするものの、その内容は堀江氏を応援するため、という一風変わった選挙スタイルを貫くことになるようです。
まぁ二手に分かれ選挙活動をすればそれだけアピール力も高まりますが、こんな立候補の仕方というのはこれまで前例がなかったように思えます。
この選挙システムの裏を突いた形となりますね。
同姓同名の小池百合子
こちらも堀江氏が立候補するかどうかで変わるでしょうが、小池百合子氏の同姓同名の候補者を立たせる準備があるという旨の発表もしています。
実は今年、N国はすでに同じ「実験」を静岡で行っています。
しかも対立候補に合わせて無所属であえて出させるということまでしています。
選挙は同じ名前だと案分票といって、得票数のパーセンテージに合わせその票を配分することになります。有権者への注意喚起として、名前の後に現職と書くとか、年齢を書くとか、客観的にどちらに票を入れたかわかるようにして投票するようにと呼び掛けるそうです。
静岡では大きな混乱もなく終わったそうですが、東京で、しかも都知事選でやるとなると、日本一の直接指名選挙ということで、話題になりそうです。
面白いけど、不愉快でもある
N国は次々とこれまで考え付かなかったような手法をとり、この政治システムへ挑んでいます。
こういった姿勢は傍から見ていてちょっと面白いところもありますが、度を超えると不愉快なものでもあります。
ただこういったところから、選挙のIT化とか、政治への関心も深まるということもあるでしょうし、せっかくの民主主義ということで、いろいろなことをやる人がいてもいいなとは思っています。
今回の都知事選、どんな動きがあるでしょうか。