このガイドラインでどうライブをする?次の社会の課題はソーシャルディスタンスへ


日本だけではなく世界中でコロナ禍でありながらも、どうにかして動き出したいという状況にはなってきています。

その中で、しっかりと対策をしながら、どうやれば少しでも安全に動けるようになるかを模索しているところです。

特に今は東京でも連日新規感染者が、と話題になり、患者数が増えている印象もある中、どこまで緩和すべきかというのは難しい論点となります。

ライブハウスのガイドライン

ライブハウスについても、ガイドラインの初稿がでていますね。

おそらくこれをもとに、各店舗ごとに細かいルールを制定していく形なのでしょうが、具体的な流れはいまいちよくわかりません。お店によってルールが変わるのか、主催者任せになるのか。

観客無言というのが大きな話題となりました。このあたりはある程度のところは仕方ないのかなと思っています。

しかし、一番のネックはソーシャルディスタンスで、1mの間隔をあけるとなると、収容人数にかなり厳しいものがあります。ガイドラインにはキャパの半分までとありながら、1mを開けると場合によっては5分の1ほどでソールドアウトになる可能性まであるということまで検証されており、このソーシャルディスタンスの保持についてが今後のテーマになっていくことでしょう。

ガイドラインはそれなりに厳しく設定することは必要だと思いますが、経営や運営ができないレベルのものだと、厳しいですね。

ソーシャルディスタンスの必要性は?

経済活動を再開する上で、ネックになるのはやはりこのソーシャルデイスタンスです。飲食店でもどこまで守れているのかといったところではありますが、交通機関など、どうにもならないこともたくさんあります。

イギリスではソーシャルディスタンスの見直し検討、というニュースがありました。

英、「社会的距離」対策の見直し検討 入国者の隔離措置修正も(ロイター) – Yahoo!ニュース

ライブハウスだけの問題ではなく、このソーシャルディスタンスの考え方次第ではさらにもう一段踏み込んだ経済活動再開の見通しが経ちます。

マスクや手洗いの徹底がなされれば多少距離は近くでも大丈夫なのではないか、という考え方がどこまで通るのか、それでもやはり距離をとることは大事なのか。これは6月後半から7月にかけての次の課題になりそうです。

しかし今の段階でもう少し新規感染者の数字が落ち着いているのであればそういったテーマで議論も行われていくことでしょうが、なかなか数字が落ち着いてくれません。もうしばらく時間もかかりそうですね。