猛暑が到来!日本人よ、マスクを取れ


もうすぐ梅雨が明けるころでしょうか。連日の雨も、予報をみると少し落ち着いているようです。

梅雨明けはとてもありがたいですが、それとともにスタートするのが本格的な夏ということで、暑さ対策が必要です。

特に今年の夏は猛暑といわれています。

医師も提唱、3トル

医師が今年の夏は3トルを提唱、という記事がありました。

梅雨明け、炎天下のマスク着用は要警戒 熱中症、子どもは高リスク 医師提唱「3トル」とは(47NEWS) – Yahoo!ニュース

人との距離を取るというのはみなさんもわかると思いますが、残り二つは水分を取ること、もう一つはマスクを取ることです。

これまではマスク着用を一貫して推奨していますが、先月あたりから政府も企業も、ケースバイケースでマスクを取ることを許可することを認める流れができています。

エレベータなどでも健康状態次第ではマスクを外していいという注意喚起の張り紙などもあり、この辺りの柔軟性は素晴らしいですね。

国民性は、やはりある

国民性、という言葉がこのコロナの社会でよく言われるようになりました。このグローバルな社会において今さら国民性なんてあるのかな、と思っていたこともありました。しかし、今年のコロナ騒動で、改めて世界には国民性というものがあるなと思い知らされました。

アメリカはいまだにマスクをつけたがらない人もいるとか。さらにマスクをつけることに対して反対のデモをしたり、自分の健康のことを国にとやかくいわれる筋合いはない、という意見も飛び出します。日本だと感覚的には驚くようなこともありますが、このあたりはいろいろな考え方があっていいと思います。

では日本はどうかというと、もうすでに忘れかけているかもしれませんが、1月や2月以前のことを思い出してください。

接客業でマスクをつけるのは失礼だ、ということが固定観念でした。デパートでもマスクをつけて接客するのは、具合が悪いのではないかといったお客さんの反応があるのではないかと、一貫してマスク着用NGを貫いていましたね。

ですが2月、3月あたりになって、コロナがやばいのでは、という空気感の中で、このあたりの考え方が変わってきました。

するとどうでしょう。今では接客業でマスクをしないのは失礼だ、という固定観念が生まれているわけです。

ここまでハイスピードに固定観念を変化させることができるのはある意味、日本人のすごいところ。この柔軟さがなければ、ずっとマスクをつけて接客するのは失礼だ、のまま社会が進み、コロナの被害がもっとひどいことになっていたかもしれません。

日本人よ、マスクを取れ

個人的に心配だったのは、この固定観念のまま夏に突入することでした。屋外で仕事をする人から順番に熱中症で倒れてしまいます。

しかしこの状況は先回りして、今では国や企業も積極的にマスクを取ることを推奨しています。日本人も昔よりは成長していて、今まではマスク着用を奨励していたけど、場合によっては外してもいいんだ、と考えるようになっています。

一部の人は、マスクをつけないで過ごすことに怒りをぶつける人もいるかもしれません。今年の夏のマスクの考え方は、日本人の精神性が成長しているかどうかのジャッジポイントと見ています。今の感じでいけば、炎天下での仕事でマスク着用を義務付ける企業は少なそうで、いい方向へ進んでいます。

じゃあどういうときはマスクをつけたらいいのか、どういうときは外したらいいのか。人混みがどうこうとか、気温がどうこうとか、いろいろ言われています。国もけっこう説明していますが、線引きは曖昧です。これは最終的には自分で決めること。

みんなが正しくコロナを恐れ、それぞれが自分の頭で考えて、必要に応じてマスクを取りましょう。