インターネットのサービスが増えれば増えるほど、それだけパスワードもたくさん作らなければならなくなります。そうなってくると、パスワードの管理も大変になってきますよね。
厳重なログイン管理
SNSが乗っ取られた、みたいな話はここ数年よくでてきています。
また、他人のSNSにアクセスして捕まったという話もあります。悪意があってハッキングをしてログインしたわけではなく、ちょっと推測でパスワードをいれてみたらログインできて、そのまま見ていた、というケースもあるようです。
しかしこういったものはすべて違法であり、そういう意味ではパスワードはきちんと管理しなくてはいけません。
しかし、あまりにも数が多いとパスワードを管理するのも大変になります。最近のブラウザはパスワード管理の機能も標準でついていて便利になりましたが、しばらく使ってないサービスなどもうパスワードがなんだったかわからなくなります。
パスワードの変更は必要なのか
さて、ここで今回のテーマになるのですが、長期間パスワードを変えないと、変更してくださいという案内が表示されるものもいくつかあります。
しかし、今回総務省の方針として、定期的に変更する必要はない、と180度方向転換をすることになりました。
「パスワードは定期的に変更する必要なし」、総務省の方針転換話題に 「むしろパターン化する方が問題」(ねとらぼ) – Yahoo!ニュース
たしかに、頻繁にパスワードを変えるといってもランダムな文字列は覚えられないですし、どこかパターン化してしまいがちなものです。それならば、無理に変える必要がないというのも頷けます。
パスワードの使いまわしは危険
パスワードの使いまわしをされている、という人もいるかもしれません。しかし、これはけっこう危険です。なぜなら、その登録しているWEBサービスが必ずしもちゃんとしたところかどうかわからないからです。
極端な話ですが、もしこのアヤノ.メにSNS機能を持たせてみんなにパスワードとIDを発行し、パスワードを自由に決めてくださいね、とします。もし使いまわしたら、彩雨さんはみんなが普段他のサービスでも使うパスワードをまるっと把握することができてしまうのです。
もしかしたらですが、こういう詐欺サイトもすでに存在している可能性もあります。本当の狙いは、あなたが入力する住所氏名、そして電話番号とパスワードだったりして。
というわけで、使いまわしだけはやめましょうね。ちなみに銀行の暗証番号やクレジットカードの暗証番号の使いまわしも危険です。場合によっては何かがあったときの補償などに影響がでる可能性もあります。気を付けましょう!