QUESTIONより:彩雨さんの上げたい能力


QUESTIONより

先日ツイキャスで「レポートを書きながら拝聴しています」とコメントさせて頂いたものです。夜間と休日に大学に通う社会人ですが(大卒ですが)、レポートを書いていたのは「生命倫理」についてでした。科学技術が人間の生活、生命にどの様な影響を及ぼすかといった事を学ぶ学問ですが、そのなかで「エンハンスメント」(治療の範囲を越え、科学技術を用いて人体増強を行う)という言葉が出てきます。彩雨さんは、もし最新の科学技術を使って自分自身の能力を上げられるとしたら、そうされたいですか。その場合、具体的にどの様な能力を上げたいでしょうか。何かの機会にお伺い出来れば幸いです。


先日はツイキャスにてコメントありがとうございました。非常に興味深いお話ですね。

科学技術を使った能力向上

治療の範囲を超えた人体増強ということで、どんな能力を上げたいか。自分の場合は目が悪いので視力をよくしたいなとか、もともと風邪はあまりひかないほうですが病気に打ち勝つ免疫力が欲しいなとか、そういうところはパッと出てきました。

倫理的には別として、実際に実現可能な技術はきっとすでにたくさんあるんだろうと思います。

もうすでに人類はサイボーグ

人体に物理的な手を加えるのとは少し違いますが、自分の持論としてすでに人間はサイボーグ化はされていると考えています。

車によって遠くまで疲れずに移動でき、電話によって遠くの人と会話ができ…といったところ。スマホの登場によってそれがもっとわかりやすい形で、身近な形で生活の中になじむようになり、科学技術によってすでに生活自体はサイボーグ化されているのかなと思います。

腕時計型デバイス、眼鏡型デバイスなどが普及すればもっと自然な形でそれが行われることになり、最終的に体に埋め込んだりしたら、それこそもうテレパシーのようなことができてしまいますね。

そしてそれが後々人間、そして生活、社会に与える影響も大きそうです。いつかそんな世の中になるのでしょうか。

生命倫理は幅が広い

生命倫理はとても興味深い分野です。とりわけ、とにかくその扱うテーマの幅が広いですからね。

考え方や価値観も、時代や宗教などの影響もありますし、けっこうマルチな勉強が必要になります。それがまたいいんですけど。

今は次々に新しい技術が登場していますが、それに比べて考え方や価値観がどんどん変わっているかというと、もちろん変わってはいるんですがスピードは技術には追い付いていないように感じます。ぜひいろいろ勉強されて、今度なにか面白い話があれば教えてくださいね。