QUESTIONより:Facebookに続いてLINEも!今回のアバターブームはいつもと違う、各社がアバターに力をいれる理由


QUESTIONより

LINEに新しく似顔絵アバター機能がつくようです。個人情報の観点から顔出しに抵抗がある中、やはり似顔絵需要の方があるのでしょうか。


アバター、という自分の姿をコンピュータ上に投影させるキャラクターがあります。

ネットでは何回かこのアバターが流行する傾向がありまして、以前はアメーバピグが流行したこともありました。懐かしいですね。

久しぶりにアバターがきている

5月頃にFacebookでアバターを作る機能が実装されました。そして先日、LINEまでもがアバター機能を取り入れることを発表しました。

LINE、ユーザーそっくりな「アバター」作成機能を提供開始(AMP[アンプ]) – Yahoo!ニュース

とはいえ、あまり周りの人がこのアバター機能を存分に使いこなしているかというと、そういうイメージもあまりないですね。自分自身も、自分のアバターを作っているわけではありません。

しかし今回のアバターについては、一過性ではなく今後はアバター文化が定着する可能性があります。

狙いはVR

Facebookがアバター機能を導入したとき、その背景にはFacebookが躍起になって開発しているVRがその背景にあるだろうと思いました。

VRでのコミュニケーションにはアバターが必須です。現在はゲームが圧倒的に優勢なVR市場ですが、今後SNSの延長であったり仕事であったり、多くの場面でVRが導入されるようになれば、このアバターへ人々の関心が移る可能性があります。

例えばアバターに持たせるアイテムや服などを有料で売るとか、そういったビジネスモデルももう一度復活するかもしれません。似せたアバターを作るビジネスとか、そういうものも出てくるかもしれません。

そんな背景もあり、久しぶりに起きようとしている今回のアバターブームについては、ちょっとおもしろいことになり得るかもしれないなぁ、と思っています。