1日とはなんなのか、というのを説明せよと言われれば、どう答えますか。
簡単なようで、難しい。
1日ってどういうことだ
1日は1日です。24時間経てば1日です。
それってつまりどういうこと?
子供でも答えられます。1日とは、地球の周りを太陽がぐるりと一周することです。でもそれは地上で見た状況で、実際は太陽が地球の周りを回っています。なぜ地球の周りを太陽が回っているように感じるかというと、地球が回っているからです。
小学生でも地球が回っていることを理解しています。つまり、1日とは地球が一回転する時間のことをいいます。
「1日」には2種類あることがわかるアニメ…我々は長い方を採用しているので1年が365日になった(BUSINESS INSIDER JAPAN) – Yahoo!ニュース
興味深い記事があり、1日には2種類ある、というものです。
これはどういうこと?パッと意味がわからない人も多いと思います。
こちらによると、太陽が地球を一周する時間は24時間なのに対し、地球が一回転する時間は23時間56分とあります。
どうして?なぜこの時間差が生じるかは、この記事に動画で説明されており、口で説明するよりこちらの動画を見ていただいたほうが理解は早いと思います。
1秒とはなにか、60進法の謎
こんな記事を見ていたら、今度はなぜ1秒は1秒なのか、という疑問がでてきました。
世の中は10進法ですが、なぜか時間に関する概念は10進法ではありません。
0時から23時まであり、24時を回るとまた0時になります。そう考えると24進法とも取れます。
では分や秒はどうでしょう。
0分から59分まであり、60分以降は次の時間の0分になります。これは60進法ですね。
当たり前のようにこういった概念が生活に染み付いていますが、よくよく考えると非常に不思議。
少し調べてみると、古代バビロニアまで話はさかのぼります。当時の学問であるバビロニア数学は、なんと60進法で成り立っているそうです。60進法の数学とか、なんだか頭がごっちゃになりそうですね。当時はゼロの概念もまだできる前の世の中ということで、なかなか興味深いものがあります。
また、時間の概念については昔は1日が360日であると考えられていたことから、12や60で区切る概念が生まれたという考え方もあるようですね。
そんな名残りとして現在も時間は12進法や60進法が取り入れられている、ということなのでしょうか。逆に今から時間の概念を違うものに変えられても困っちゃいますけどね。