プロ野球は、パリーグはいい感じに首位を競い合っていますが、セリーグはもう決まったかな、というくらい巨人が強いですね。
そんな巨人と、このコロナの状況で変更されたスケジュールが、思わぬ論争を呼び起こしています。
東京ドームが使えない
今年はコロナでスケジュールが変更され、日本シリーズが後ろにずれこんでいます。しかし試合のスケジュールは最初に全部決めていて、球場のスケジュールもそれに合わせて抑えるわけです。
今回はスケジュール変更が起きてしまったため、早い話が日本シリーズで巨人のホーム戦であるのにも関わらず、東京ドームが使えないという状態になってしまいました。先約がある日があるのです。
まぁこれは仕方のないことです。プロ野球も今後どうなるのかわからない状態でスケジュールを抑えるのも難しかったでしょうしね。
結果、京セラドームを使う方向で話は進んでいるようです。関西の巨人ファンにとってはかなりうれしい出来事ですが、関東圏の球場でもなく、さらにパリーグ球団の球場をあえて選ぶのか、というところもあります。
東京に巨人用の球場を作る
東京ドームは巨人専用というイメージもありますが、これはあくまで別会社が運営しており、そこを借りているだけにすぎません。戦前より後楽園球場として、東京のスポーツの聖地として存在していました。その昔は後楽園球場をホームとする球団がたくさんありましたが、その後、長い時間をかけてチーム再編や新しい球場へ移るなどし、現代にいたります。
そういう意味ではあの後楽園というのは巨人にとっては長年親しんでいる場所ではありますが、そこの場所を離れてでも別で専用球場を作るべきでは、という意見もあるそうです。
ちなみに西武とソフトバンクは自前球場になっています。あの規模の球場を自前で用意するんだから、さすがですね。
東京に新たな野球場というのはそそる話ではありますが、東京ドーム、神宮球場とあり、関東近郊には横浜スタジアム、西武ドーム、ZOZOマリンスタジアムも存在する中、どこまで読売が踏み込めるか気になるところです。
真冬に野球の試合はないのでドームじゃなくてもいいかもですが、他球団の例をみるとやはり雨で試合が延期して後ろが詰まるなんてこともよくあります。巨人戦はなんだかんだでテレビ放送のこともありますし、多少の雨天でも安定して試合ができる屋根はほしいところでしょうね。
一方でそんな東京ドームは、かなりの金額をかけて大改修することがすでに決まっています。巨人は自前球場の設立はできるのか!