前にもブログでお話したワーケーションの話です。ワーケーションというのはワークとバケーションが融合した和製英語で、要するにバケーションしながらワークするという話です。
ワーケーションとはなにか
想定としては、例えば南の島にあるホテルでのんびりとパソコンを持ち込んで仕事をするとか、そういう感じです。
ミュージシャンだと機材の持ち込みも必要ですが、まぁそれでも鍵盤一つとパソコンがあればどこでも作業はできますし、車があれば自分でもできるなと思ってます。
コロナ以前からあった考え方ではありますが、コロナのことでリモートワークが推奨されたこと、観光産業がダメージを受けていることなどから、あらためてワーケーションという考え方に注目が集まっています。
ワーケーションで新たなビジネスモデルを
先日のWEEKLY AYANO.MEの中で、カラオケでリモートワーク、というお話を視聴者のコメントでいただきました。なるほど、今はそういった試みもしているのですね。
今回のコロナのことでダメージを受けている業種は多く、カラオケなんかもまさにそれです。
同じように遊園地もダメージを受けています。
よみうりランドがワーケーションのプランを打ち出したというニュースがありました。
よみうりランドがワーケーションプランを開始「遊園地で仕事」 – ライブドアニュース
遊園地で仕事を、というとなかなかイメージがわきませんが、こちらの記事によると観覧車の中でも仕事ができるようですね。なかなか新しい試みです。
視点の切り替えが大事
いやいや、観覧車で集中して仕事できるわけないだろ、と感じる人もいるかもしれません。しかしここで大事なのは、視点の切り替えです。
仕事をするために必要なのは集中できる環境だ、という固定観念はもはやいらないのかもしれません。
ワーケーションで大事なのは、そこで仕事をしたという体験です。別に仕事をするだけなら、わざわざ交通費をだして南の島にいく必要はないのです。なぜ行くのか、それは南の島に行きたいからです。
この遊園地のワーケーションも同じで、なぜ行くのかって、そりゃ観覧車に乗りたいからですよ。観覧車で1時間仕事したという謎の体験をしたいからです。
この考え方は他の業種でも同じように活かせそう。ワーケーション、まだまだ面白いことができそうだなと思います。