ヨーロッパでは最後の冬時間に。冬時間導入の理由は戦争だった?


11月になり、日本もすっかり涼しくなってきましたね。

昼間はそれでもまだ温かいと感じることもありますが、夜はそれなりに冷え込みますし、ハロウィンも終わり冬はすぐそこといったところでしょうか。

世界中が冬支度を開始

日本にいるとあまり気になりませんが、海外では冬時間というものがあります。

10月25日、欧米は冬時間となりました。

冬になると早く日が沈みますよね。もっと太陽が出ている時間に活動しよう、ということで、全員で早寝早起きをしよう!という話なんですが、いきなりそんなこといわれても…となってしまいます。

そこで強制的に早寝早起きできるよう、時計の針をずらしてしまおうというのが、冬時間、夏時間というものです。

日本では考えられない話ですが、決まった日付になると時計の針が動くんです。

冬時間導入の理由

これ理屈はたしかにそうかもしれないですが、時計の針が動いてすぐのころは強制的に海外に来たようなタイム感になるので、なんか時差ボケしそう、と感じる人もいるかもしれません。

まぁ時差ボケがでるほど時計の針が動くわけでもないんですが、それでも変わった直後は交通事故が増えるといったこともあるそうです。身体的な影響だけではなく生活や社会にも変化がありますし、それをやるメリットについては疑問視される意見も多く、欧州では今年が最後の冬時間となるようですね。今後はEU加盟国がどちらの時間を採用するかを決め、それがそのまま続くということになるそうです。

この夏時間、冬時間制度はそこまで歴史のある話でもありません。第一次世界大戦中、エネルギー節約のためにできたという話です。

日本でもオリンピックに合わせ夏時間、冬時間を採用するなんて話も浮上しましたが、今思えばやらないでよかったですよね。

昔のブログでもサマータイム制について書いてますので、よかったらどうぞ!

これだけ暑いと…日本でもサマータイムを導入?