今年は、自分の人生の中でも家にいる時間は間違いなく一番長い1年になったことでしょう。
コロナという特殊な状況の中、全国ツアーも一度も行くことなく、まさかの外泊機会は1月の京都だけという、こちらもまた記録的な数字をたたき出しています。
リモートワークと在宅は比例しない
リモートワークが可能になり、家にいる時間が長くなった人は多いと思います。
しかし本来であればリモートワークは家じゃなくてもできるわけで、リモートだから家にいるというのが必ずしもマストというわけでもありません。
今年はコロナということで長距離の移動を自粛するような風潮もありました。GoToトラベルはあったものの、1年を通じてはやはり移動は減ったのは間違いありません。
コロナの自粛ムードが終わった後も、リモートワークのような考え方はある程度は定着していくことが予想されます。
そうなったとき、あらたなライフスタイルの考え方も生まれてきそうです。
定額住み放題サービスは気になる
今はなにかとサブスクの考え方も生まれつつありますが、家でもサブスクということで、定額住み放題サービスがあります。
メインの住処はちゃんとある状態で、月額一定料金を払うことで1週間~2週間の滞在ができるというサービスです。旅行と違ってお金は定額のものを払うという仕組みですので、行けば行くほどお金がかかる仕組みでもありません。
若い一人暮らしの方ですとこういうこともしやすそうですが、将来的に夫婦リモートワーク可能、お子さんもリモート授業のような形になれば、家族で好きなところに移動するということも可能です。
まぁでもコロナが明けて子供がリモート授業になる可能性はなさそうですけどね。あっても大学とか専門学校とかくらいかな。
空き家対策にも
現在、空き家が増えているという問題もあります。これは地方だけではなく、東京でも同じ現象が起きています。
こういった空き家も買い手が見つかればいいですが、こういった定額住み放題サービスは空き家対策にも活用可能かもしれません。
シェア、という考え方は今後重要になる
期間限定のシェアハウスのような考え方でもありますが、知らない人同士での共有、また近隣住民との共有という考え方は、いわゆるホテル旅のようなものとは少し異なります。
また、今は何かとシェアという言葉がよくでてきます。
カーシェア、ライドシェアなど、知らない人とモノ、サービスを共有する考え方は、昔ではそこまで多くありませんでした。でももう少し時代を戻してみると、実はこういったシェアの考え方は江戸時代などではよくみられる考え方でもありました。
時代は回って、また少しずつ変わっていくものなのでしょう。