これからどう変わる?ニュースサイトとブログの未来


いつもいくつかのニュースメディアを読んでいますが、先日いろいろ見ていたら、「池上彰 そうだったのか!日本復興を阻む「敵」(7) 消費税は17%でも足りない」という記事がランキング上位にあったので、読んでいました。

まぁコロナだし、消費税もここで財政難になりそうだから将来的にはあがるのかなあ、と思って記事を読み始めたら、すぐに違和感が。

そう、なんとこれ、2012年の記事なのです。

ニュースとブログ

このアヤノ.メはブログ形式で記事を書いています。

ブログというのは2000年代初頭に生まれた概念で、記事のデータベース化が非常に簡単に行なえ、大量の記事を管理するだけではなく、ランキング形式など多くの形で面に出せるのがとてもいいですね。

その昔からWEB上で文章を発信することはできましたが、htmlで作るので、こういった柔軟なサイトにはできませんでした。

近年はWEB上の多くのメディアが、こういったブログ形式での発信を行っています。

ブログとニュースは相性がいいのです。注目ランキングも出せるし、アクセス数も記事ごとに把握できます。

ニュースは鮮度が命

ニュースは鮮度が命です。古い情報は次々に更新されていきます。とはいえ、すべてのニュースに鮮度が求められるわけでもなく、論評のようなものは何年経っても本質的な部分は変わりません。

とはいえ、それでも読者が過去記事と把握して読むかそうじゃないかで、また受け止め方も変わります。

今回の池上彰さんの記事についても、読者がちゃんと昔の記事だとわかって読んでもらえるならいいんですが、今のニュースと思われてしまうとちょっとおかしいことになってしまいます。

そうならないようにいつ公開された記事が冒頭に明記されているのですが、明らかに古い記事はもう少しわかりやすく「これは古い記事です」と表示されるような配慮があってもいいかもしれません。

アヤノ.メも、世相を反映させた記事を多く書いています。

検索でたどり着いてくれる人も多いのですが、検索だとその性質上、いつの記事化をちゃんと読者もチェックしてくれます。しかしランキング形式だと、あわてんぼうな今どきのネットユーザーは気づいてくれないかもしれませんね。

ネットが浸透し、TikTokのように短い動画コンテンツが広まり、ユーザーも情報をすいすいとさばいていくような時代になっています。そういう意味でもTwitterは短い情報量でその時代の先駆けのようですが、Twitterコンテンツは一つ一つは情報量が少ないですが、結局はそれが積もったものを読むので、長い文章を読んでいるのと同じような感覚かもしれません。

こういったニュースメディアも、現在はブログ方式ですが、今後新しいカタチに変わるときがくるかもしれません。