毎年行われている、今年の漢字が発表となりました。
今年は「密」でした。
コロナと鬼滅の2020年
もし昨年の段階で来年の今年の漢字を予想しよう、という企画があれば、おそらく多くの人が「金」「輪」なんかを予想したんじゃないかなと思います。
それがまさか「密」とは、意味不明です。
その他、ランクインされていたのは「禍」「病」といったわかりやすいネガティブワードが上位にきていました。昨年にこのランクインだけをみたら、なにか病気関連で大変なことでも起きるのかな、と思ってしまいそうですが、それでも「密」は謎です。
鬼滅の刃が大ブームでしたので、「鬼」「滅」もランクインしていました。しかし感じだけだとどちらもネガティブワードですので、なにかよほど良からぬことが起きたのではないかと勘ぐってしまいそうです。
他にはステイホームで「家」、自粛ムードの「粛」など、やはりコロナ関連の感じが多いですね。しかしこれも昨年の段階で見たら意味不明です。
流行語もそうですが、興味や関心が多様化している現代社会において、ここまで関心事が統一された年は久しぶりです。それだけコロナと鬼滅がすさまじいインパクトだったということですね。
「密」は納得
コロナということで「病」などが選ばれる可能性もありますが、ちょっとストレート過ぎます。今年を象徴する感じということで、やはりいちばん印象深かったのは「密」でしょうね。
昨年までにはない概念で、なおかつ社会活動に大きな影響を与えたのがこの「密」でした。今年の漢字は公募で決まりますが、自分で投票するとしてもこれにしたと思います。
来年は東京オリンピックもありますので、オリンピック関連の感じになるかもしれません。しかしコロナのことももちろんありますし、今年同様、前年では予想できないようなことがおきるかもしれません。
来年はどんな1年になるでしょうか。今年もまもなく終了です。