今日は世田谷一家殺害事件から、ちょうど20年になります。
もうほとんどの人は忘れているかもしれませんが、今でも世田谷区の交番などでは張り紙もありますし、東京ではまだまだリアルな事件です。
世田谷一家殺害事件
2000年の暮れ、あと数日で21世紀になるという歴史的瞬間を迎える2000年12月30日未明に起きた殺人事件で、まだ未解決です。
当時はテレビや雑誌でも大きく取り上げられ、かなりの話題になっていました。
子供も含め皆殺しになったという残虐な犯行、多くの遺留品などもありました。今でこそ20年も前ですが、それなりに科学も発達していた時代です。すぐに犯人は捕まると誰もが思いましたが、20年経った今でも事件は解決していません。
2000万円にも及ぶ懸賞金や、捜査も海外まで視野を広げていますが、日本の歴史に残る未解決事件となってしまいました。
事件現場となった家も老朽化が進んでおり、遺族の高齢化も進んでいることなどもあり、今後もいつまでもそのままというわけにもいかないでしょうが、辛いところでしょうね。
時効はない
昔から、こういった未解決事件はたくさんあります。
有名なものは、切り裂きジャックでしょうね。今から100年以上前のロンドンで起きた事件で、多くの作品にも取り上げられています。犯人については今でも多くの論争が起きるなど、謎が謎を呼ぶ事件です。
日本でも三億円事件や、近年だと王将の社長が殺害された事件もまだ未解決として有名です。
現在は科学技術の進歩などもあり、昔の未解決事件も今だったら解明できたこともあるかもしれませんね。
10年前に法律が変わり、殺人事件の時効撤廃となりました。その結果、過去の事件のものも適応されることになり、世田谷一家殺害事件の時効もありません。あれから20年、亡くなった被害者や遺族の気持ちを思うと辛いものがありますが、今後事件解明へつながる情報が出てくることに期待したいものです。犯人は今どこで何をしているやら。