このタイミングで?宇都宮大学が2次試験が中止へ


コロナの状態で行われた初の受験ということで、受験生も学校側も対応に追われています。

大学受験はこれからが本番です。

宇都宮大学は2次試験が中止へ

コロナの状態が続く中、どのように試験を行えばいいかについてはどこの大学も苦慮していることと思います。

宇都宮大学は、なんと二次試験を中止するという思い切った決断をしました。

通常であれば国立大学は個別学力検査を前期、後期と行います。しかしそれをどちらも行わず、先日行われた共通テストの結果だけで合否を決めるということです。

もっと以前での通知ならともかく、共通テスト後にこれを発表したということで、いろいろな意見がでています。

宇都宮大学をメインで志望しているのであれば、もう受験が終わってしまったということです。共通テストの自己採点にかなり自信があるのであれば、もう終了でもいいかもしれません。そうじゃなかった人は、本来であれば共通テストは足切りで本番は二次試験と踏んで準備をしていたわけで、辛いでしょうね。

まぁこれも人生です。

コロナの状況が続く中、他の大学もこれに続く動きがあるのか、気になるところです。

コロナが続くけども

コロナが文字通りただの風邪になるまで、10年かかるという見通しもあります。

ワクチンができようと、もうしばらくは数字に踊らされる日々が続きます。

受験生の健康を守るために二次試験を中止にするのはいいですが、4月には学校が始まるわけです。来年度の春学期はどのように各大学は授業を行うつもりなんでしょうね。

昨年はよくも悪くもお祭りですよ。長い歴史の中で、1年くらい学校が全部リモートになるということがあっても、将来はそういうこともあったねで済む話なんです。

しかしこの状態が続く中、結局はどこかで大学側も見切りをつけてやるしかない、もしくは潔くリモートでやるしかないわけです。

受験の仕組みも含めて、新しい大学の在り方が問われる時代なんだとは思いますけどね。