詐欺事件というのは、それこそ人間の歴史とともに存在するといっても過言ではないくらい、古今東西問わず昔からどこでもあるものです。
インターネットが登場し、インターネットにまつわる詐欺事件も増えています。
最近話題なのは、アマゾンを装って架空請求する事件です。
アマゾンなどを騙る架空請求 都内では2億2000万円超の被害を確認 – ライブドアニュース
こういった事件はなかなかなくなりません。オレオレ詐欺なんかも、周知が徹底されたことは効果あるはずですが、その存在を知っていても引っかかってしまう、というのもまた詐欺の難しいところですからね。
副業社会だからこそ、詐欺には注意
頓智話でしょうが、こんな話もあります。
「絶対に儲かる方法」と書いた文書が特別に1000円で売られています。
それによると「同じことをすればあなたも1000円儲けられる」と書いてあった、という話です。
ヤフオクなんかで以前あったという話ですが、どこまで本当の話かどうかわかりません。ですが、頓智話としては面白いですね。
副業についてOKな姿勢を示す会社が増えているというニュースもありますが、インターネットの登場によって、これまでできなかったような副業ができるようになったのも事実です。例えば裁縫が得意なら縫い物を、運転が得意ならドライバーを、と、自分の特技をネットを使って小銭に変えるようなサービスもたくさんあります。ヤフオクなどネットオークションを活用して差益を稼ぐセドリなんかもあります。株やFX、仮想通貨など金融商品に関しても、ネットで簡単に参加することができます。
そこで簡単に、楽して小遣い稼ぎを、と考える人が増えるわけです。そこにつけ入るのが新しいタイプの詐欺です。
「写真選ぶだけで100万稼げる」株式会社ferixの勧誘に注意呼びかけ – ライブドアニュース
こういった、写真を選ぶだけでいくらとか、数秒でいくら稼げるとか、ちょっと怪しいビジネスがけっこう多いです。前にもラインスタンプを送るだけで1日いくら稼げる、みたいなのが話題になりました。あれはそういううまい言葉で誘導してメルマガに登録させるみたいなオチでしたが、商材を買わせてとか、そういう話もとても多いです。
もっともこういう高い商材を買わせてとか、そんな話はネットが登場する前からあったんですけどね。
うまい話には裏があります。それでも、うまい話はとても魅力的です。そこがまた人間としては難しいところですね。詐欺というのは、新しいものが登場しているように見えて、実は本質は昔からあまり変わってないように思えます。人間の甘い気持ちにすかさず潜り込むのが詐欺です。気をつけなければなりませんね。