最近のスマホは防水防塵で、昔のものより使いやすくなりました。
しかし防水といっても、完全防水ではありません。
このあたり、なかなかさじ加減がわかりにくいです。
iPhoneシャワー
先日「iPhoneシャワー」という単語がTwitterのトレンドに上がっていました。
なんだろうと覗いてみたら、とある方のiPhoneが壊れたという話だったのですが、iPhoneをシャワーで洗ったせいかな、というツイートで話題になっていました。
iPhoneは防水なのでは?
と思う人もいるでしょうし、実際にお風呂でむき出しで使っている人も多いと思います。
YouTubeでもiPhoneを水没させる動画などもありますが、問題なく使えているケースも多いです。
こういったところから、iPhoneは水に強いと考えている人も多いようです。
iPhoneの防水機能「IP68」とは
iPhoneの防水にまつわる性能は、こちらに記載されています。
オフィシャルでは、防水機能について「IP68」と記載されています。
このランクは国際的に決められているものです。
ちなみにiPhoneの場合も注意事項に「iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する」ことは控えてくださいと明記されていますね。
このIP68をもう少し解説していきましょう。
まず6の部分。これは防塵のレベルです。最大6段階なので、一番性能がいいものです。ほぼ完全な防塵ができます。
そして後ろの8の部分。これは防水のレベルです。こちらは最大8段階で、同様に一番性能がいいものです。
しかしこの防水、もちろん完全防水ではあるのですが、完全な防水ではありません。
ややこしいですね。
継続的に水没しても大丈夫、ということで、例えば一瞬水の中にドボンしてしまっても大丈夫、ということです。ですがずっと沈めておくとダメです。
また、温水や海水の場合、こうはならないかもしれません。
お風呂でも使える、という認識は間違っているわけですね。
え、でもお風呂で毎日使ってるけど?
という人もいると思います。まぁ運と使い方次第でしょう。
自分はビビりですから、iPhone12をむき出しでお風呂に持ち込んだことはありません。