家で動画や音楽配信を楽しむ人が増えた1年ですが、リモートワーク、Clubhouseなど、なにかと音にまつわることを家でする人が増えたかもしれません。
気にせずスピーカーから音を出す人もいるでしょうが、家族が多い人、壁が薄い人はイヤホンやヘッドフォンを日常的につける人もいることでしょう。
ワイヤレスのものがあるとはいえ、それでも長時間の装着は気になるものです。
音をピンポイントで届ける
こちらGizmodoで記事になっていましたが、イスラエルでクラウドファンディングで販売される、興味深いスピーカー。
自分だけに音が聞こえる魔法のスピーカー「SoundBeamer」
通常のスピーカーですと音はどこからでも聞こえますが、これはなんとピンポイントで自分だけが聞くことができるスピーカーとのこと。
どんな仕組みになっているのだろうという感じですが、記事の説明を読んでもよくわかりません。指向性が高い音を、ユーザーの耳の位置をトラッキングして飛ばすということのようです。
だから、部屋のどこにいてもちゃんと自分だけが聞こえるようになるんだとか。
どんなものか、実物を体験してみないことにはよくわかりませんね。
地味に気になる、ネックスピーカー
上記のものはまだ開発中とのことですが、そこまでいかずとも、イヤホンとスピーカーの中間にあたる商品は存在します。
個人的に気になっているのは、ネックウェアラブルスピーカーというものです。
SRS-WS1 | アクティブスピーカー/ネックスピーカー | ソニー
スピーカーもいいですが、音に包まれる、というほどの音体験をするためには、それなりの出力や環境が必要です。
とはいえイヤホンやヘッドフォンは、閉鎖性が高すぎます。とくにイヤホンをしていると食べたり飲んだりするとへんな感じになるので、日常的につけていられるものでもありません。
そういったところで、このネックスピーカーってどんな感じなんだろうな。ちょっと今度ヨドバシいって視聴してみようかな。
今は昔と違って、いわゆるコンポーネントタイプのオーディオは減りましたが、音の体験については幅のある製品が増えたなと思います。自分なりの、いい環境を見つけたいものですね。