昨年末から、格安スマホプランの話が話題です。
楽天モバイルが正式に昨年春からスタートし、年末に発表されたドコモのahamoを皮切りに、各社続々と激安プランを発表しています。
この流れはahamoがスタートするこの春いっぱいまでは続くことになるでしょう。
FC強制退会が話題の理由
スマホのプランを変えると、FCが強制退会される、という話が話題です。
少し解説すると、現在はFCに限らず、ネットでものを買う場合、いくつかの選択肢があります。
一般的なものは銀行振込、コンビニ払い、クレジットカードあたりが主流です。その他の選択肢としては、PayPalのようなネットサービス、そしてキャリア払いがあります。
今回はこのキャリア払いについての話になります。
今は多くの人がスマホを契約しています。そのスマホの料金の払い方はそれぞれで、銀行振込の人もいれば、カードで払う人、コンビニなどあります。
キャリア払いというのは、ネットでものを買う際に、その買い物の代金をスマホ代と合わせて支払うというものです。つまりキャリアが一時的にお金を立て替えてくれるというサービスとなっています。
自分自身はこれを使ったことはありません。しかし日頃からクレジットカードを使いたくない人、コンビニ払いや銀行振込のような手間をかけたくない人にとっては、かんたんな手続きでネットで買物ができるキャリア払いにはメリットがあることでしょう。
なぜ強制退会になるかというと、スマホのキャリアが変わることでこのキャリア払いがされなくなり、料金が未納になり退会になる、ということのようです。
今回話題の格安プランは、ahamoはあくまでドコモのサービス!と言い張っていながらも、ドコモのキャリア払いやメールアドレスといったサービスが使えなくなる事情があります。この理由は経費削減もあるでしょうが、本来はサブブランドとしての立ち上げを予定していたからと思われます。
総務省がサブブランドでの値下げはダメ!と念押ししたことが、同じドコモ同士でプラン変更してキャリア払いが使えなくなるというわかりにくい構造を生んでしまいました。
キャリアにコミットする生活
あわせて、その登録もキャリアメールで行っている人の多いです。料金未納の連絡もメールアドレスが変わることで来ないということで、気づかぬうちに退会、という話はたしかになくはないかもしれません。
日本のキャリアはサービスが多様であり、キャリアを変えるというのはお金の支払いシステムや日常のメールアドレスなど、多くのことが変わることになります。
それだけ日常がキャリアにしっかりコミットしているということです。
これにより、キャリア変更をするのは億劫になる、という心理が働きます。
結果、抱え込みになるのです。ある意味、三大キャリアの作戦は成功しているわけです。
しかし、そういう抱え込み商法はやめて、もう一度ちゃんと競争させるべき、というのが菅総理や総務省が長年取り組んでいる改革であり、近年の動きでもあります。
キャリアメールやキャリア払いというようなものを生活に取り入れること自体は否定はしませんが、それによって腰が重くなるのはもう次の時代にはそぐわない、ということです。
Club摩天楼は大丈夫?
では最後に、摩天楼オペラのFCでもあるClub摩天楼は大丈夫なのでしょうか。現在、支払いシステムにキャリア払いを導入していません。
実は現行システムではPayPalと銀行振込にしか対応できない仕組みになっているのです。なので問題ありません。
しかし、キャリアが変わることで、メールアドレスが変更になる人は多いと思います。
Club摩天楼はメールアドレスが軸で管理しているシステムになっているので、登録メールアドレスがIDになっています。アドレスが変わった方は、問い合わせや登録変更などで運営に連絡するようにしてくださいね。