毎月、スマホの通信制限に悩まされている人も多いかもしれません。
近年はYouTubeなどの動画コンテンツ、AWAなどの音楽コンテンツのように、インターネットで楽しむエンターテイメントにはかならず通信が必要となります。
普通にTwitterなどやっていても動画を張り付ける人も多いので、それほど意識せずとも十分にコンテンツを堪能するためには、思わず通信をしています。
SNSや動画サイト使い放題はアリだと思っている
今後、放送業界もインターネットへ参入すると、ますます通信量はかさむことになります。
月に2GBとか3GBでは到底太刀打ちできません。ソフトバンクなど大手がギガ放題のようなサービスを展開するのも頷けます。
そういう自分はどうなのかというと、実はほとんど使っていません。普段は車移動が多いせいもあると思います。
全国ツアーが始まったらすごい量を使うと思いますけどね。
近年はスマホの料金プランで、特定のコンテンツに限りスマホの通信量とカウントしないというサービスもありますよね。
これはけっこういいなと思っています。自分はあまりTwitterやインスタグラムでの動画を見ることはないのですが、SNSにどっぷりハマっている人は知人、友人がアップしている動画を見たり、逆に自分がアップする機会も多いでしょう。
そういうのでけっこう通信いっちゃいますからね。
中にはAWAやAbemaTVなども見放題のサービスもあって、今の時代感にはあったプランだとは思います。
スマホ動画、SNS見放題は規制へ?
そんな見放題サービスですが、規制の流れになってしまうようです。
スマホ「動画SNS見放題」、一部規制へ 総務省 – ライブドアニュース
記事内では中小事業者が競争に不利になるという点で説明されていました。
こういったスマホ動画、SNS見放題の通信の仕組みのことをゼロレーティングというのですが、このゼロレーティングにはいくつか問題点があります。
一つ目は通信の秘密といって、法律では通信事業者はユーザーがどのようなコンテンツを見ているのかを把握してはならないと法律にあります。
ですが、これはユーザーが何を見ているかを把握しなければできないサービスです。
二つ目はネットワークの公平性です。ユーザーはどんなふうにネットを使おうと、それは公平に扱われなければなりません。このサイトは無料で通信、このサイトは有料で通信、とするのはどうなの、ってことです。
これは言い方を変えるのであれば、例えばドコモという巨大な通信企業があるとします。とある動画サービスのAとBがあったとして、ドコモはAは好きだけどBは嫌いだったとします。
そしたら、通信し放題サービスでドコモはAは範囲内にしてBを対象外にしてしまうかもしれません。自然とユーザーはAを使います。そうすると、AとBの競争にも悪影響を及ぼします。
このあたりの公平性も失われる可能性もあるということですね。
そんな細かいことゴタゴタいうなよ!って意見もあるかもしれません。まぁ難しい問題ですね。
ユーザーとしてはパケット利用の対象外になるのはありがたいことではありますが。
今回の規制が今後どのように携帯のプランに影響があるのか、注目していきたいところですね。