スエズ運河が事故渋滞!ところでスエズ運河とはなにか


飛行機が登場し物流の世界がスピードアップした20世紀以降も、なんだかんだで船による輸送はものすごく重要です。

そんな船の物流に大きな影響を与えたのが、スエズ運河の完成です。

そんなスエズ運河で、ちょっと大変なことが起きているようです。

スエズ運河が事故渋滞

どうやら、スエズ運河が渋滞している模様です。

原因は事故です。

スエズ運河で大型コンテナ船が座礁、世界的な物流の要衝ふさぐ(Bloomberg) – Yahoo!ニュース

船が座礁して、後ろが詰まっちゃってるようですね。そんなこともあるんだなぁ。

地図で見るとスエズ運河って、めっちゃ細いんですよね。

細すぎて地図じゃよくわからないですが、場所によっては道のような細さです。まぁ小さな船ではなく大きなタンカーなどが通りますから、相対的にますます細くなってしまいます。

具体的にどのあたりで事故が起きているのかよくわかりませんが、重要な運河だけに、今後のニュースも気になりますね。

スエズ運河とはなにか

さて、名前はなんとなく聞いたことがあっても、スエズ運河というのがなにかわからない人も多いと思います。

運河というのは、人工的に作った川のことです。船を通すために、無理やり川を作って、海をつなぐ形になっています。

スエズ運河は世界の中でも重要な運河で、スエズ運河はキール運河、パナマ運河と合わせて世界三大運河といわれています。

地図と照らし合わせて見ましょう。

これを見てもらえればわかるように、昔はヨーロッパへ船で行こうとしたら、アフリカを回って遠回りしないといけませんでした。スエズ運河があることで、ショートカットできるわけです。

運河の目的は、ショートカットです。

古代からこういった発想はあるものの、これだけ巨大な運河を建設するなんてすごいことですよね。地図で見るとめっちゃ小さいんですけども。

運河は仕組みもすごくて、水の量を調節して船をぐぐっと上にあげたり下げたりできるような形になっています。

原始的な仕組みですけど、かなり大掛かりです。

スエズ運河は1800年代なかばに建設が始まりました。完成後は、世界の物流を支える重要な運河として現在も稼働しています。

かなり大掛かりな工事であることは間違いないですが、それに見合うだけの利益をもたらします。

驚くべきはその通行料です。

こちらの記事によると、天然ガスの船だとなんと一回で5000万円です。これはすごいですね。

スエズ運河が再々値上げも海運会社はなすすべなし

年々値上げ傾向にあるようで、こちらの情報も古いので、さらに上がっているかもしれません。

まぁその金額を払ってでもアフリカを回るよりかは早いしいいんでしょうけども。

今回のスエズ運河の事故渋滞、日本にも影響はあるのでしょうか。大きな出来事にならないといいですね。