先日、昆虫食の話をニュース読み配信でしました。
こちらの中で、人口増加についてお話しましたが、文章でもちゃんとまとめてみようと思いました。
世界の人口は増えている
日本の人口が何人かと聞かれたら、おそらく多くの人は1億2000万人と答えるでしょう。
というのも、日本の人口はここのところ数十年に渡り、大きな変化をしていません。
だから子供の時に学校で習った数字と、現在ニュースで言われている数字は、ざっくりと1億2000万人のままなのです。
では世界の人口は何人だかわかりますか?
正解は78億人です。
これは、人によって答える数字が違うと思います。なぜなら、学校で習ったときと今とでは、時代が違うからです。
世界の人口は、ぐんぐん上昇しています。
人口爆発
世界の人口は、人類が地球上に登場してからつい100年、200年ほど前まで、緩やかに上昇を続けていました。
しかしその増加幅はわずかです。
それが急に人口が増えます。
こちらのグラフはWikipediaより引用させていただきますが、人口です。
これを見ていただければわかるように、20世紀あたりからすさまじい人口の増え方をしています。
この理由は、単純に科学技術、医療の発達が考えられます。これまで早死にしてしまう運命だった人が、生き残ることができるようになったということです。
人口が増えると困ることと、解決策
人口爆発の問題点はいろいろありますが、早い話がいろいろ足りなくなるということです。
その一つは食料です。食料については上記の動画でいろいろ話していますが、高タンパクの食料生産が追い付かず、いずれ虫を食べないといけなくなるよ、って話です。
その他には、単純に住む場所であったり、電力などエネルギーが足りないということです。
解決策としては、2種類あります。
人口を物理的に減らすということです。
日本でも昔は飢饉のときなど口減らし、間引きなんてことをしていた時代もありました。
中国でも増えすぎる人口対策として、一人っ子政策なんてありました。
こういった人口のコントロールは昔から言われているもので、エイズは人口調整のために開発されたウイルスではないかとか、コロナはどうこう、ワクチンはどうこうなどの陰謀論も絶えません。
しかしこの減らすというのはなんだか悲しいことで、もっと他にないのかというところですよね。
あとはやはり、人間が住む環境を広げることが一番でしょうね。科学技術の力に頼るしかありません。
食料がないなら、科学の力で食料をがんがん生産できる工場を作るということ。すでに野菜などで実践されていますが、こういったところから人工肉についての研究も盛んです。
地球上の動植物を取りまくらなくても、必要な食料を生産する技術を生み出すというものですね。
居住区も足りないなら、砂漠の緑化であったり、海、スペースコロニー、火星と、広げていくしかないのでしょう。
エネルギー問題も、安全でクリーンで、大量にエネルギーを生み出せる技術が生まれることに期待するしかありません。
将来的には頭打ちか
現在は人口増加は進んでいますが、伸び率はやや鈍化したという見方もあります。
21世紀後半には100億人の大台に突入することは間違いないと言われていますが、その後は22世紀になるあたりで頭打ちになるのでは、という見立てもあります。
100年後にはどんな世の中になるのでしょうか。楽しみですね。