ちょっと気になる記事がありました。
ガンダム盗まれすぎ問題というものです。
ガンダム盗まれすぎ
ガンダムが盗まれすぎじゃないか、というもの
ガンダムは盗まれすぎ?最新鋭MSなのに強奪される理由は…理由考察 – ライブドアニュース
こちらたしかにそうで、最新鋭の兵器がよく盗まれるんですよね。
というか、物語の冒頭がそういったところから始まるのが多いんです。
まぁこれはもちろん、警備がザルとかそういう話は置いておいて問題ありません。
こういったストーリー展開の大軸にテンプレートがあることで、ガンダムらしさみたいなものを出しているのかなとも思います。
そう考えると、こういったテンプレートってたくさんあるんだろうなと思います。
そういったところで、もう一つ。
血筋がすごすぎ
こちらネタバレを含むので詳細は書きませんが、ワンピースの話です。
主人公のルフィが実はすごい血筋でした、って話は有名な話なのでいいかなと思います。
アニメでもサンジはすごい血筋だったってところはもう描かれているはずなのでそこまではいいでしょう。
原作では別の有名キャラも、どうやらすごい血筋っぽいかも?という展開になっています。
こういった血筋がすごすぎというテンプレートも、少年漫画によく使われる手法です。
特にジャンプ系は多いですね。
ドラゴンボール、幽遊白書、NARUTOなどなど、最初は普通の人として描かれていたのに…という展開が多いです。
今アニメでやっているダイの大冒険もそうです。
血筋というのは、けっこう簡単にいろんな現象を説明できるので、楽ではあるんですけどね。
まぁこういうのは現実世界とのギャップ感も重要かなというところ。
ドラマもそうですが、世の中がしんどいときはハッピーなドラマが好まれ、世の中が安定しているときは残酷なドラマが好まれるものです。
少年漫画も、実際は平凡で普通の子供達が読むので、そういった特殊能力や血筋という自分にはないものを実は持っていた、という展開に心をときめかせるのかもしれません。
敵が味方になりすぎ
あとはまぁ、序盤の敵が味方になるという展開もとても多いですね。
基本的に少年漫画はこういったテンプレートがしっかりしていますね。
編集の人がそういうふうにさせているのか、そういった漫画に影響を受けた作家さんがそうさせるのか。
こういう敵が味方になるというのも、そのストーリー性が大事です。
よくよく考えると、けっこう難しそう。安直にやると話が崩れそうです。
テンプレ化されているとはいえ、どの作品もうまくやっていますよね。
時代の中で変わるテンプレ、変わらないテンプレ
こういうの、多くの作品をがっつり分析したら、気づかないだけでいろいろ他にもありそうです。
そして時代に合わせ変わるテンプレもあれば、変わらないテンプレもありそうですね。
たまに昔の作品を読むと新鮮な気持ちになるのは、こういったテンプレがいつも見るものと違うことによる新鮮さなんかもあるかもしれません。