ショルキーでも多彩な演奏を!世の中に存在しないサスティンペダルとMIDIの変換機材を作ってもらった話


今日は珍しく音楽機材についてのお話です。

実はこのツアーから新しい機材が追加されました。

なにが追加されたかみなさんわかりますかね?

まぁあんまり足元の様子ってわかんないですしね。

答えを言ってしまうと、これです。

なんじゃこれって感じですが、シンセ弾く人ならわかると思います。

サスティンペダルです。

需要がない!ショルキー用のサスティンペダル

ショルキーにもサスティンペダルに相当する部分があります。以前の写真を引っ張り出してみましょう。

鏡ごしで撮影しているので反転していてわかりにくいですが、左手のボタンの一つがサスティンペダルと同じ効果になっています。

ライブ中によく左手のボタンを操作しているのは、8割型このペダルの操作です。

これはこれで重要なボタンなんですが、やっぱりペダル型でほしいなと思うことがあります。

両手でショルキーを弾くときにペダルを踏みたいんですよね。

そうすると、もう少しできることが増えます。

しかし、残念ながら普段使っているフットスイッチにも、今使っているハード音源にも、サスティンペダルを差す端子がないんですよね。

まぁ普通使わないですからね。

MIDI対応のサスティンペダルとかあればいいのになぁ、と思っているんですが、そんなのないんですよね。

そもそもショルキーを使う人は動き回るのが目的ですから、足元にサスティンペダルという発想は存在しないんですよね。

サスティンペダルを使うような演奏は、普通のキーボードでやれよって話ですからね。

ただそれは普通のキーボードがメインで、ショルキーが飛び道具的なものとして扱われている感もあります。

ショルキー使いとしては、まずここを変えたい!

世の中に存在しない機材を作ってもらった話

そしてここからが本題ですが、先日このようなツイートをしました。

摩天楼オペラ 彩雨 on Twitter: “2年に一回くらいショルキー弾きながら足元のサスティンペダルを踏む方法を考えているんだけど、いいアイデアが出てこないんだよな。舞台袖にダミーのシンセを置いてそれ経由すればできるんだけどね。MIDIケーブル対応のサスティンペダルあれば全て解決なんだけど、さすがに需要なさそう。 pic.twitter.com/k8DoToojKA / Twitter”

2年に一回くらいショルキー弾きながら足元のサスティンペダルを踏む方法を考えているんだけど、いいアイデアが出てこないんだよな。舞台袖にダミーのシンセを置いてそれ経由すればできるんだけどね。MIDIケーブル対応のサスティンペダルあれば全て解決なんだけど、さすがに需要なさそう。 pic.twitter.com/k8DoToojKA

MIDI対応のサスティンペダルがあればいいのになぁ、というものなんですが、これを見てとあるスタッフさんが連絡をくれました。

基本的に映像周りでお世話になっている人ですが、なんでもできる我らがMUSICDRIVEの松田さんです。

そしたらなんと、通常のサスティンペダルをMIDIに変換する機械を作ってあげるよ、という話になりまして。

速攻で作ってもらいました!それがこちらです。

ちゃんと会社のロゴ入り!

サスティンペダルをMIDIに変換するものになっています。

すげー!

こちら試作機なんですが、少しだけ改良をお願いしました。

サスティンペダルは極性があるんですが、どちらの極性のペダルでも対応できるように切り替えスイッチを作ってもらいました。

ついでに電源もUSB-C対応のものにしてもらいました。

それがこちらです。

わかりにくいんですが、さらにコンパクトになっています。

めっちゃすげー!!

世の中に存在しない機材を手作りでやっちゃうなんて、そんな発想は自分にはありませんでした。

型番はアヤックスが付けていいよということでしたので、MUSICDRIVEが会社名ですので

MD-S2M001

にしましょう。普通ですけどそれっぽいですよね。

「サスティン TO MIDI」という意味です。

今回のツアーでは、こちらの機材を使ってこれまでショルキーでできなかったような表現ができるようになりました。

今後も小技を増やしていきたいなと思います。

ショルキーは世界でもプレイ人口が少ない楽器ですので、奏法や機材など、確立されているものがあまりありません。

なので自分自身参考にできるものはあんまりなくて。

だからこそ独自で機材の選定やつなぎ方、奏法などを編み出せるので、それはそれで楽しいです。現在のシステムも、完全にオリジナルのものです。

もしショルキープレイヤーの方で、このサスティンペダルとMIDIの変換が欲しい方がいらしたら、ぜひ連絡くださいね!