英語学習で有名なスピードラーニングがすでに終了していたことが話題になっています。
聞くだけでOKという新しいタイプの学習方法と、有名人を多く起用した広告で、名前は聞いたことあるという人も多いのではないでしょうか。
歴史が長いスピードラーニング
今回スピードラーニングが話題にあがったことで初めて知りましたが、なんとスタートは1989年とのこと。
意外と歴史があるんですね。
最初はCDではなくカセットテープでの発売だったようです。
その後CDとなり、デジタル版での販売も行っておりました。
そして気になる効果についてですが、自分自身は使ったことがないのでなんとも言えません。
聞いているだけで英語が勉強できるという手軽さはあるものの、実際に聞いているだけ、というか流しているだけでは勉強はできないと思うんですよね。
どう意欲的に聞くかが重要かなというところで、ちょっと調べてみると効果がないという意見もちらほら見ますけども、人によるんじゃないかなぁ、というのが感想です。
終了にはYouTubeの影響も?
なぜ終了したかについて、詳しい説明はありません。
個人的には時代の流れによる営業不振もあるのかなと思います。
90年代はCDが飛ぶように売れていましたので、CDをメインとした教材は相性がよかったでしょうね。
しかし今はCDプレイヤーすら持たない人が増えています。
そのためデジタル版への移行なども進めていたようですね。
しかしデジタル版ということは、スマホやPCを使う人をメインターゲットにしています。
ネットでは英語を始め、いろいろなものを学べるコンテンツが多く溢れています。
YouTubeなどでもそういった英語学習のコンテンツも多く、CDのようにモノがある教材ならともかく、デジタル版での教材販売は思っていたより伸びなかったのかもしれません。
これは邪推ですが、スピードラーニングはあまりにも有名ですので、同じような手法を真似るWEBコンテンツも多そうですしね。
英語に限らず、WEBを通じていろいろなことを学べる、とてもいい時代です。
受験関連のコンテンツも増えてきましたね。
そうなるとこれまでのような教材ビジネスにも、他分野でも影響がでてくるかもしれません。