川崎に来るしかない


今回の緊急事態宣言は、関東では東京都だけに出ています。

内容は厳しいものですので、いわゆるマンボウの地域とはだいぶ差があります。

東京は全域に出ていますが、東京近隣県は出ていません。

川崎に来るしかない

前々から東京近郊に客が行くだけだろうと言われてはいました。

実際どうなんだろうとは思っていましたが、やはり行くようです。

「川崎に来るしかない」宣言初日に都民押しかけ 神奈川県民から困惑の声 – ライブドアニュース

川崎駅は東京からもアクセスがよく、チッタやラゾーナといったきれいな商業施設もあります。

もっとも、東京からたくさん人が来てほしいから川崎にあれだけの商業施設があるわけで、当然といえば当然のことですけども。

周辺地域のもやもや

浦安も千葉県ですので、ディズニーランドは営業しています。千葉にあることが功を奏しました。

正直働いている人は辛いでしょうが、働ける環境があることが羨ましいです。

東京と東京近接県は川一本です。この川を超えるかどうかで天国と地獄ほどの差があるわけです。東京の事業者は、まさかこんなところで東京で事業を行うデメリットがあるとは、事業を始めたときには夢にも思わなかったでしょう。

同じようなことは関西でも起きているようです。

宣言対象外の奈良、県外車ずらり 営業問う電話50件  – ライブドアニュース

まぁそんなもんでしょうね。

近接県にはお金も落ちますが、人の動きも増えるのでちょっと心配なところもあります。GW半ばあたりに近接県も含め宣言をだして、期間を延期するということもありえそうな話です。

もっとも、お酒に関しては近接県も近日中に自粛の要請となるそうですが。

こういうのは中途半端が一番よくなくて、やるならやる、やらないならやらないとはっきりさせないといけません。菅総理は法律がどうこうと言っていますが、だったらこの1年間でそういった法整備をしてくれという話です。

前回の緊急事態宣言は間違いなく悪手で、予想通り緊急事態宣言のイメージを低下させることに繋がりました。今回の緊急事態宣言は結局人手は抑えられず、なおかつ経済的なダメージが大きいという、引き続き悪手です。初回はまだよかったと思うんですけどね。

今のところ、100年前のスペイン風邪のように、2年目で異様な様子を見せているコロナですが、歴史に習うのであれば、スペイン風邪だと一番ヤバいのはここからなんですよね。さあ今年はいったいどうなることやら。