景気は回復か悪化か、2023年は分かれ道の一年


昨年は世界レベルでインフレが大きな話題となりました。

その結果金利を上げる国が多く、セオリー通り景気は悪くなっています。

問題はここからで、このまま長い目で見て下降に入るのか、ここで踏ん張るのか。

この一年でどちらに転ぶのか、そこを見極めるターニングポイントになりそうです。

リーマン以来の下げ

NYダウは9%も下げてしまいました。

これはなんとリーマン以来の大きさということで、2022年がいかに厳しい1年だったかを如実に表す数値となっています。

2023年はどうなるのでしょう。

アメリカの金利次第といったところですが、昨年末にかけて金利上昇も落ち着きそうな気配が少しありました。

しかしロシアの件も長引いていますし、まだまだ不透明なところが多いですね。

2023年以降の景気

今は一服したとはいえ、円安の影響や海外の状況もあり、前半は低迷していると見ています。

後半、もしインフレがある程度収まりそうな気配があれば、意外とリバウンドしそうだなと思ってます。

しかし金利をこのまま上げ続ける、もしくは高止まりした場合、数年単位で引きずりそうな予感も。

なんだかんだで景気がいい時代が続いていたので、長期的なトレンド転換となるのであれば、今年後半のアメリカのインフレ次第かなと思います。

今後はNISAのルールも変わり、投資を促したい政府の思惑もあります。

それだけに、ここで長期的に景気後退に入るかどうか、そこに関心が集まる一年になりそうです。