小倉優子さんの大学受験が話題ですが、大人になってから勉強を開始するという、いわゆる「大人の学び直し」がなにかと話題です。
以前から大人が大学に通うというケースはありましたが、近年の価値観の多様化や働き方改革なども合わせ、今後はもしかしたらこういったことは増えるかもしれません。
勉強はいつでもできる
なんとなく学生というのは若いときだけができるモラトリアムのように感じてしまう人も多いです。
しかし、必ずしも若いうちにしか学べないわけでもありません。
大学に行くというわけじゃなくとも、本や動画などで学ぶこともできるでしょう。
昔のように朝から晩まで働くというようなライフスタイルが過去のものになった今、こういった学びに対するニーズは今後さらに高まるようにも思えます。
ある程度年を取ってから興味を持つ分野もあるでしょう。
なんとなく若い頃の方が吸収しそうな雰囲気はありますけど、大事なのはやはり意欲かなと思います。
大学側にはメリットも?
こういった大人の学びなおしですが、大学側にはメリットもあります。
今後は少子化が進み、定員割れをする大学も増えていくことでしょう。
子どもだけをターゲットにすると安定した収益を得られなくことも考えられます。
社会人を受け入れやすいようなカリキュラムを組み、若者以外に積極的に門を開いておくことは、貴重な収入源にもなります。
また、コロナの件でリモート授業に関する考え方も定着しました。
リモートをOKとするならば、働きながら大学で学びたい人にもプラスです。
まぁこのあたりは考え方はいろいろではありますけど、リモートを活用したいわゆる通信制のような大学なんかは増えていくかもしれません。
今さら学校に行くなんてと思う人も多いでしょうが、もう数十年もしたら珍しいことでもなくなるかも?