コナン君に歌わせてみた…AI音声の面白さと危うさ


以前のボイスチェンジャーは声の性質をむりやり変えるものでした。

なので明らかにボイスチェンジャーらしさというのがありました。

今はAIを使い、声そのものを変える仕組みになっています。

そのため、AIを使ったボイスチェンジャーは精度が高いのが特徴です。

コナン君に歌わせてみた

ただそうなると、既存の声を活用し違う歌を歌わせることも可能です。

海外でも数年前に話題になりましたが、日本でもAI美空ひばりのような人工合成も話題になりました。

https://twitter.com/opera_ayame/status/1706502419281281516

同じような仕組みで、ネットではコナン君に歌わせてみた、というものもでてきたようです。

声のサンプルは山ほどあるだけに、こういったことは今後も続くと思われます。

記事ではエマワトソンにヒトラーの著書を読ませるなど、なんとも言えないところを突いてくる動画なんかもあるとあります。

使い方次第

ただこういった技術はなかなか面白くて、自分の声を機械学習させ、他の言語でしゃべっているようにすることもできます。

つい先日も似たようなサービスのものがネットで話題になっていましたね。

使い方次第では面白いこともできるんですが、どうしても悪用することがパッと思い浮かんでしまいますね。

ただでさえ耳が遠くなり、音質もいいとはいえない電話でこれをやられてしまうと、オレオレ詐欺にも使われそう。

声のサンプルさえ事前に確保しておけば、本当に孫から電話がきたと思ってしまうかもしれません。

今後はもっと簡単にこういうことができるアプリやサービスも登場するでしょう。

声だけではなく顔データを扱うディープフェイクも含め、少し心配ですね。