※これは4月14日午前執筆です
日頃からニュースを読むことが多いのですが、読み方はけっこう難しいです。
ニュースの読み方にはコツがあります。
筒香選手はどこへ行くか
4月8日に、筒香選手が巨人へ行くという報道がでました。
これには野球ファンもびっくり。
しかし、重要な点は二つあります。
一つはどこが報じたか。もう一つはいくつの報道機関が報じたか、ということです。
8日時点ではスポニチ一社のみ。
その後続報がありませんでした。
そのような中、14日未明にベイスターズが獲得するという報道がありました。
しかし、これも日刊スポーツのみ。今後どうなるかわかりません。
スポニチがダメとかそういう話ではないんですが、複数の報道機関が同時に情報を出す、というのが重要なジャッジラインです。
そして最終的には公式発表で決定、という感じですね。
報道の重みが同じになる弊害
情報過多な時代、すべての記事を読むことはできません。
多くの報道は、もはやすべて見出しだけで完結しているといってもいいでしょう。
Yahoo!ニュースのように、いくつかの報道機関の記事が一元化されてまとめられているニュースサイトも、ネットにはとても多いです。
それはそれでとても便利なのですが、大型報道機関のものも、週刊誌のものも、ネットメディアも、記事掲載の感じとしては同じように載ります。
結局は閲覧されることで広告収入が入るわけですから、いかに読まれるかを目指すわけで、センセーショナルな情報をいち早く提示する必要があります。
そうなると、憶測記事や裏付けが甘い記事などを載せざるを得ませんし、多くの人はそれを真実のように受け止めてしまうわけです。
こういった状況はあまりよくないんですよね。
ニュースのキュレーションサイトは、こういったところまで踏み込んでまとめてくれるといいんですけど、そっちもそっちで広告収入が目当てなわけですし、難しいものです。
自分も気をつけていきたいと思います。