携帯電話のように電波を使って無線で連絡を取り合ったり、テレビのリモコンのように赤外線を使って無線で操作できたり、Suicaのようにタッチするだけで改札機を通ることができたり…と、身の回りには無線だからこそ便利な機能にあふれています。
この無線で何かができるというのはやはりとても重要なことです。ライブでも無線技術は取り入れられていて、楽器が無線だったりしますからね。無線であるおかげで、ステージのあっちこっちに行くことができるばかりか、線が絡まらなくていい、というメリットがあります。
便利な無線給電
iPhoneが無線で充電できる仕組みを登場させました。実際には無線であることには変わりないのですが、特定の場所にiPhoneを置くと充電される仕組みです。Apple Watchも同じように無線で充電ができます。
PC周りがスッキリ!ワイヤレス充電器搭載のマウスパッド「MousePad+」(bouncy) – Yahoo!ニュース
これなんかは、いいアイデアですよね。マウスはマウスパッドの上で使うのだから、使ってる間に充電できます。
最近は、こうしたさらに細かいところも無線で使われるようになっています。例えば自分はどちらかというと古い人間なのでキーボードやマウスって移動させることもないから有線でいいんじゃないかなとか思ってましたけど、リビングのパソコンは無線のキーボードとマウスを使っています。リビングなので配線をすっきりさせるという効果もありますが、パソコンで映像を見ることも多く、キーボードなどをちょっと別の場所におけるというのも便利です。あと、最近多いワイヤレスはイヤホンやスピーカーですね。Bluetoothのイヤホンやスピーカーも持ってますが、これはこれでとても便利なものです。
昔は無線のキーボードやマウスってすぐ電池が切れたイメージがありましたけど、最近はよく持ちますね。
作業部屋は、相変わらず有線でやってますけどね。そちらはそもそもマウスは使ってないですし、キーボードも鍵盤のキーボードとセットにしてあるので動かす必要がないというとこもあります。
無線で送電できると世の中が変わる
現在、無線で送電する仕組みは実用されていません。必ず電柱と送電線があります。自宅でもそうで、どうしてもコンセントからの給電が必要です。
このわずらわしさを解消するためにバッテリーを搭載した掃除機なども登場していますが、一番なのはそうではなく、無線で給電されることです。
都市伝説ではニコラ・テスラが無線で世界中にフリーエネルギーを送るシステムを研究していたなんて話もありますが、残念ながら実現されてない以上、どうにもなりません。
現在は、宇宙に太陽光パネルを敷き詰めて、そこから無線で地上に電気を送るという、壮大な計画もあるそうです。無知なので、それって周りの人とか静電気とかでバチバチしちゃうんじゃないのかな?なんて思っちゃいますが、どうなんでしょうね。
なんにせよ、もし無線で送電できるシステムが実用化されれば、世の中の暮らしは大きく変わります。世の中の電柱もなくなり、景観も変わるでしょう。家からもコンセントや電源ケーブルがなくなります。充電が切れるということもなくなります。電気自動車もいくらでも走ります。そんな世の中が、もしかしたら近い将来実現されるかもしれませんね。